リカルド、数時間で天と地を味わう―F1マイアミGPスプリントで4位の後、予選でQ1敗退―「スポーツの厳しさ」痛感
2024年F1第6戦マイアミGPの2日目、公式予選を18番手で終えたダニエル・リカルド(RB)が次のように語った。 ●【2024F1第6戦マイアミGP】スターティンググリッド/スケジュール・全セッションの結果 スプリント・レースで歓喜の4位フィニッシュを果たした数時間後、リカルドは予選Q1で敗退してしまった。 ■ダニエル・リカルド(RB) 予選:18番手 スターティンググリッド:20番グリッド ※前戦F1中国GPでセーフティカー状況下での追い越しにより、次戦3グリッドのペナルティを科せられた。 「これがスポーツというもので、予測不可能なことが多く、物事が速く変化することもあるものだけど、少なくとも午前中はチームと一緒に楽しむことができた」 「今日の午後はイライラしたし、スプリントで達成したこととは対照的で満足できない。昨日のSQ3でのランド(・ノリス)のラップを見たけど、彼はラップの最初から苦労していて、ソフトタイヤでリアをあちこちでスライドさせていたけれど、正直、今日の僕も同じ感じだった。ターン1の立ち上がりから滑り出し始めて、ラップの残りでもどんどん悪くなっていった」 「今のところ本当の説明はできない。僕らのクルマは良いものだと感じているが、Q1の最後の走行では、タイヤは単純にグリップのレベルが違っていたんだと思う」 「ウォームアップラップは問題なかったし、チームもタイヤの状態に満足していた。今夜その理由を必ず調べ上げて、うまくいけば説明がつくかもしれない」 「明日は長いレースになりそうだし、最後尾スタートではどうにもならないけど、多くの周回を重ねて順位を上げていきたい。そのために気合を入れて頑張るよ!」