体操の内村航平が引退会見(全文1)本気で選手としてやっていくのは厳しいと感じた
今後の活動についてどのようなビジョンを描いているのか
テレビ朝日:ありがとうございます。そして、今後の活動については、どのようなビジョン、思い描いていらっしゃいますか。 内村:今後は、そうですね。これといって、なんかこれを絶対やっていきたいみたいな1つのことというのはなくて、日本代表の選手たち、後輩たちに、自分が今まで経験してきたことを伝えていったり、小さい子供たちに、体操って楽しいんだよっていう普及活動をしたり、体操に関わる全てのことをやっていけたらいいかなっていう。僕自身も完全に、体を動かすことはストップしないと思うので、やれるときに少し体を動かして、自分が動いて見せてやるっていうのも1つあると思うので。体操に関わる全てのこと、いろんなことをチャレンジしていきたいっていう気持ちですね。 テレビ朝日:ありがとうございます。そして、30年連れ添ってきた体操競技への思いはいかがでしょうか。そして、その体操競技に対してどんな言葉を掛けたいですか。 内村:そうですね。ありがとうとか、そんな軽い言葉じゃ本当、感謝を伝えられないというか。やっぱり常に、僕体操しか知らないので、本当に3歳からやってて。だから、これだけ体操というもので内村航平がつくられて、人間性もそうだし、競技も結果としてすごく残せたし。だから、その感謝している気持ちを返していかなきゃいけないのかなっていう思いがすごく強いので。だから、体操っていうことに対して世界で一番僕が知っている状態に今後したいなって思っているので。ずっと勉強し続けたいですね、体操のことについては。究めるとかそういう次元よりももっと上のところまでいきたいと思ってます。 テレビ朝日:ありがとうございます。代表質問以上です。 司会:ありがとうございます。それでは続いて、会場の皆さまからご質問を頂戴したいと思います。ご質問がございましたら挙手にてお教えください。係の者がマイクにてお持ちいたしますので、よろしくお願いいたします。それではどなたかご質問ございますでしょうか。じゃあ、一番後ろの、今、手上げてる。 【書き起こし】体操の内村航平が引退会見 全文2に続く