クラブ史上3つ目のタイトルに! 天皇杯を制した神戸MF山口蛍「全員で勝ち獲った優勝」
5年ぶりの天皇杯優勝を成し遂げたヴィッセル神戸のMF山口蛍が、試合後にインタビューに応じた。 【ゴール動画】宮代大聖が神戸に天皇杯優勝をもたらす決勝点! 23日に天皇杯決勝戦が行われ、ヴィッセル神戸がガンバ大阪を1-0で撃破。5年ぶり2度目の同大会優勝となった他、2シーズン連続のタイトル獲得を果たした。MF山口蛍は、1点リードで迎えた83分から約15分間プレー。エースであるFW大迫勇也に代わって投入され、経験豊富なベテランとして“ゲームを締める”という役割を完遂していた 試合後、山口は「タイトルを獲る、獲らないだと全然違うと思いますし、毎年毎年タイトルを獲れるということは、ヴィッセル神戸が強くなるに当たって、本当に重要なことなので、まずは今日ひとつ取れたことが良かったです」と率直な思いを語った。 また、勝因として「今シーズン、ずっとやってきた全員がハードワークして、90分諦めない気持ちというのが本当に最後の最後まで出ました」を挙げつつ、「ベンチに入れなかった選手は、悔しい思いをしていると思いますが、そういった選手たちの気持ちを背負って、スタメンで出た選手、ベンチに入った選手、監督、スタッフ、サポーター全員で勝ち獲った優勝です」とクラブ一丸で掴んだ優勝だと強調した。 ヴィッセル神戸に3つ目のタイトルをもたらしただけではなく、クラブ史上初の国内2冠も現実味を帯びてきた中、山口は「リーグ戦も優勝がかかっているので、まず連覇を目指していきます。まだ、ヴィッセル神戸はアジアの頂点に立ったことがないので、そこも引き続きトライしていきたいです」と意気込んでいる。
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