木村沙織ラストゲーム飾れず「東レらしいバレーできていたと思う」
「最後だから勝たせてあげたかったなと。個人的には木村は今でも日本の中ではトップレベルの選手だと思う。あのテクニックもあるし、トレーニングを積んだらあと5年はできる。日本を引っ張っていけると思う。一度休んでまたやりたいと思うのか、別の道があるのか、本人がどう考えるかはわかりませんが」と菅野幸一郎監督。 「近づきたくても近づけない」。木村沙織は唯一無二な存在。選手としてのこれまでもそして引退後のこれからも、それは変わることはない。 3月25日、2016/17Vリーグオールスターゲームが行われる(深谷市総合体育館)。ファン投票の最終結果が発表され、木村はウイングスパイカー部門で4位となり、出場資格を得た。「チャンスがあれば、しっかりと盛り上げたいと思っています」と出場に前向きだ。試合直後で気持ちの整理ができていないからとこの日語ることのなかった引退の思いについても改めて自分の言葉で伝えたいという。