東京でドジャースと対戦するカブス リリーフ左腕が手薄、ベテランのシールバー獲得も対大谷は4打数2安打
3月に東京でドジャース相手に開幕戦を戦うカブスが、ベテランリリーフ左腕ケレブ・シールバー(37)と1年契約した。 シールバーはツインズで8シーズンのプレー経験。キャリア通算347試合で320イニングを投げ、23勝12敗4セーブ、防御率3.38、347奪三振、107与四球をマークしている。キャリアを通じて左打者を被打率.213、OPS.593に抑えている。 武器は平均93.2マイル(約150キロ)の直球とスイーパー、カーブ、スライダーだ。もっとも大谷翔平との対戦成績は4打数2安打1三振、二塁打1本と打たれている。 ブルペン強化は、カブスのこのオフの課題の一つ。シールバーの加入に先立ち、ガーディアンズからトレードで右腕イーライ・モーガンを、ヤンキースからコディ・ポティートと2人の右腕を獲得した。 しかし、リリーフ左腕が手薄。シールバー以外では、通算54試合に登板、防御率4・30のロバート・ザストリズニー、37試合登板2・76のルーク・リトルしかいない。先発候補のジョーダン・ウィックスがリリーフに回るプランもあるが、カブスはさらにもう一人リリーフ左腕を補強する予定だ。 ザストリズニーは大谷との対戦経験はなし、リトルは1打席で1四球、ウィックスは本塁打一本を含む5打数4安打1四球。現時点ではカブスには試合の途中から出てきて、大谷を苦しめそうな左腕は存在しない。