首位リヴァプールとの違いは選手層? アーセナルOBが古巣の攻撃陣を心配 「アーセナルは1人か2人の選手が欠けたら、もう同じチームではなくなる」
現在の勝ち点差は6ポイント
プレミアリーグ第19節でブレントフォードと対戦し、3-1の勝利を飾ったアーセナル。 [動画]ジェズス復調の証? 抜け目なく奪ったブレントフォード戦同点弾 途中調子を落とすこともあったが、前半戦を終えてアーセナルは2位。首位リヴァプールとの勝ち点差は6ポイントだ。リヴァプールが1試合少ない状況ではあるが、アーセナルは悲願のタイトル獲得に向け、プレッシャーをかけている。 そんななか、アーセナルOBであるエマニュエル・プティ氏はこの試合の前にアーセナルとリヴァプールの違いについて言及しており、攻撃陣の選手層に差があると感じているようだ。 「アーセナルはシーズン当初、ナーバスな様子だった。試合中に愚かなミスを犯し、ポイントを落とした。簡単にレッドカードをもらうこともあった。これが彼らに大きな代償を払わせた。しかし、マルティン・ウーデゴーとブカヨ・サカという2人の最高の選手を失うと、それを処理するのは難しい。アーセナルは強力なチームだが、リヴァプールのような控え選手の層を持っていない」 「3日ごとにプレイしなければならないし、チャンピオンズリーグに戻ってきて、クリスマス期間も休みがない……。私は最近、リヴァプールとアーセナルの選手層を比較したが、正直なところ、彼らは同じ世界ではない」 「リヴァプールの前線の質を見てほしい。素晴らしいよ。あのエリアにこれほど多くの素晴らしい選手がいるなんて、驚きだ。それから、アーセナルを見てほしい。1人か2人の選手が欠けたら、もう同じチームではない。私にとって、これが主な違いだ」(英『Football 365』より) 確かにリヴァプールにはモハメド・サラーを始めとして前線に好調な選手が多く、今節のウェストハム戦では5人がゴールを決め、誰でもゴールスコアラーになれる強みを持つ。 アーセナルは現在ブカヨ・サカを怪我で欠いており、エース不在の攻撃陣は心配されているが、ブレントフォード戦ではガブリエウ・マルティネッリ、ガブリエウ・ジェズスがゴールを決めた。サカ不在の中、ゴールが期待される2人に得点が生まれたことはアーセナルにとってもプラスだ。 首位リヴァプールにプレッシャーをかけ続けることがアーセナルにとって大事になるが、サカ離脱中も連勝を重ねられるか、後半戦の戦いに注目だ。
構成/ザ・ワールド編集部