【スーパー中学生】小久保颯弥 小学6年生時代には神宮球場で120m本塁打・打撃フォームはまるで坂本勇人…逸材に迫る
赤星憲広さんが“スーパー中学生”小久保颯弥(そうや)選手にインタビューを行い、そのスゴさの秘密に迫りました。 【画像】30日に優勝パレードを行ったDeNA 小久保選手が注目を集めたのは2021年の「NPB12球団ジュニアトーナメント」。中日ドラゴンズJr.の一員として出場した小久保選手は、小学6年生ながら神宮球場のレフトスタンド中段に飛び込む、推定120mのホームランを放ちました。そんな小久保選手は現在中学3年生。2024年に行われた「第6回 WBSC U-15 ワールドカップ」ではU-15侍ジャパンに選出され、世界一に貢献しました。 現在177cm・75kgと成長した小久保選手。赤星さんが見守る中、グラウンドに設置された両翼約92m・高さ約10mのネットを超える場外ホームランを次々と放ちます。 赤星さんはこれを見て「(ネットを)簡単に越えている。すごく自然体に構えていて、打ちにいってインパクトの瞬間に“バカーン”って強さがすごいですね」とコメント。さらに逆方向にも軽々と飛ばす姿を見て「これだけ右方向に飛距離が出る中学生は、僕が今まで見てきた中でもいないと思います」と絶賛します。 小久保選手は「アウトコースの球は右中間を意識して、打つときにインパクトだけ。バットを内から出して最後に一押し。手首を使って伸ばす感じで」とバッティングのイメージについて説明します。
さらに赤星さんは小久保選手のインコースの打ち方が、巨人・坂本勇人選手に似ていると指摘。インコースの球を打つときに右肘が体に巻き付くように出てきており、このため難しいインコースのボールに対してもバットがスムーズに出て打ち返すことができていると解説します。 そんな小久保選手の現在のスイングスピードは149キロ。プロ野球の世界でも150キロが出れば早いとされていると赤星さんも驚きの声をあげます。 その速さを生んだ秘密は“2キロのバット”を使った練習にありました。このバットはプロが使う木製バットよりも2倍近く重いもので、見た目にも分かるように細さが全く違います。