ドウデュースが社台スタリオンステーションに到着 初年度産駒は早ければ2028年にデビュー予定
史上5頭目なる有馬記念連覇を目指しながらも、脚部不安を発症。25日に競走馬登録を抹消されたドウデュースが27日、種牡馬生活を送る北海道安平町の社台スタリオンステーションに到着した。 【写真】ドウデュースのこれまでの軌跡 現役時代は栗東の友道康夫厩舎に所属し、不敗のまま朝日杯FSに勝利して最優秀2歳牡馬に選出されると、翌年は日本ダービー制覇。強烈な末脚を武器に4歳時には有馬記念を、5歳時には天皇賞(秋)、ジャパンCに勝利。2歳から5歳まで、4年連続でGIレースを勝利するという偉業を成し遂げている。通算成績は日本、仏国、UAEで16戦8勝2着1回3着1回(重賞6勝)。 同スタリオンステーションの徳武場長は「優等生とは少し違う、猛々しい雰囲気を持ち合わせた馬だったと思います。配合する生産者のイマジネーションをかきたてるような馬ですから、色々なタイプの繁殖牝馬が集まってくるのではないでしょうか。広いカテゴリーで活躍馬を出してくれるものと期待しています」と話した。 注目の種付け料は受胎確認後支払いの1000万円(フリーリターン特約付き)に設定されたが、すでに申し込みをストップせざるを得ないほどの人気ぶり。その初年度産駒は早ければ2028年にデビューする。