貯まらない人が年末年始にやりがちなこととは?節約の専門家が解説
年末年始はイベントごとが多く、そのための食材も買いそろえる必要があるなど、ふだんより食費がかさみがち。食材が高騰している今、できるだけ出費を抑える買い方のタイミングと方法を、節約アドバイザーの丸山晴美さんに聞きしました。 【画像】貯まらない人が年末年始にやりがちなこととは?節約の専門家が解説 なお、今回ご紹介する情報はすべて2024年11月時点の取材情報を基にしています。 みなさまこんにちは。節約アドバイザーの丸山晴美です。 お金にはトレンドがあって、その情報をキャッチできるか否かで、得する人と損する人に分かれます。私はみなさまに“お金の旬の情報”を“わかりやすく”お届けしていきたいと思います。今回のテーマは「年末年始の食材の買い方」!
食材は12月20日~1月半ばまで割高になる
年末年始は食材の値段が割高になります。なぜなら、12月20日を過ぎるとスーパーマーケットなどはクリスマス用の陳列になり、商品の入れ替えや価格変更をするのが一般的だからです。 そこから年末に向かって食材価格が高騰していくので、節約したいならクリスマス用陳列になる前、12月20日以前に購入するのがおすすめです。 また、東京都中央卸売市場のカレンダーを見ると、食肉は2024年12月29日~2025年1月5日まで、水産物と青果物は12月31日~1月4日が休業となる予定です。この期間はスーパー側が仕入れができないため、食材の割高価格が続きます。 ふだんの価格に戻るのは、私個人の体感ですが、だいたい1月の2週目以降くらいでしょう。 つまり、食材の高値は年末年始だけではなく、12月20日~1月半ばまでの1カ月近く続くということ。だからこそ、12月20日以前に食材を安く手に入れ、冷凍保存などして活用することが、年末年始の食費を抑える大きなポイントになります。
ブラックフライデーは食材を安く買えるねらい目ポイント
11月後半から12月にかけては、スーパーや百貨店、ネットショップなど、いろいろなところで大規模セール「ブラックフライデー」が開催されます。これも年末年始の食材を安く手にいれるねらい目の1つ。 イオンの2025年ブラックフライデーは11月22日からで、過去最大の過去最大の約2000品目が割安になるとか。 百貨店の高島屋は、例年ブラックフライデーのみ送料無料になってよりお得ですし、Amazonのブラックフライデーでは、米や乾物など幅広い食材が安く購入できます。 自分がふだんよく利用する店やネットショップがブラックフライデーを行うか、早めにチェックしておきましょう。 ただし、ムダなものを買う必要はありません。必用なものをあらかじめメモに取っておき、必用なものを必要な分だけ計画的に買うのがおすすめです。