防災備蓄収納プランナーが伝授!備蓄物資なくなったら「小麦粉」、氷は二度使える、クーラーボックスで保温…“自宅にあるもの”で出来る備えとは?
そんな青柳家に、「防災備蓄収納プランナー協会」長柴代表が、新たな防災備蓄としてオススメした食料が“小麦粉”。「(小麦粉を)お水で薄めて、お団子のような汁物を作る。お米の代わりにおなかを満たすことができる」と、長柴代表は小麦粉の活用法について話します。
小麦粉・少量の水・みそで作る”すいとん”に、早速子どもたちがチャレンジ。分量は目分量、耳たぶぐらいの柔らかさの団子状にしたら、鍋に入れていきます。
停電などで電気やガスが使えなくなったとき、重宝するのが「カセットコンロ」。“すいとん”は使用している水が少ないため、加熱時間が短くて済むのもメリットです。
出来上がった“すいとん”を、子どもたちが試食。「意外と柔らかい」、「もちもちしてておいしい」など、嬉しそうな笑顔がこぼれます。
また、長柴代表からは、氷に関するアドバイスも。「普段から氷をちょっと多めに作っておいて、停電になった場合、クーラーボックスにその氷をためてしまう方法もあります」と話し、続けて「「凍っている状態だと、これが保冷剤として使えます。解凍した後は飲んだりする。要するに2度使える」と、災害時に実施したい氷の使用法を伝授しました。
クーラーボックスで“お湯”を保温
自宅に“普段からあるもの”を使用した備えは他にも。レスキューストックヤードが公開しているのは、クーラーボックスの活用法。食材を“冷やす”イメージが強いクーラーボックスですが、実は鍋の保温にも役立つ優れもの。
中京テレビ「キャッチ!」のスタジオには、お湯入りの鍋が入ったクーラーボックスが登場。クーラーボックスを開け、鍋に入ったお湯の温度を測ってみると、なんと64℃以上。クーラーボックスのなかに1時間保管されていたにも関わらず、しっかりと保温がされていました。 週明けに東海エリアに直撃する恐れのある台風10号。今週末に自分たちにできる備えをすることが大切です。