週末の天気 冬型強まる 日本海側は雨や雪で北日本は平地でも積雪のおそれ 交通障害に注意 晴れる太平洋側は風冷えから底冷えへ
土日は冬型の気圧配置が強まり、上空に強い寒気が流れ込む。日本海側では広く冷たい雨や雪となり、北日本では平地でも積雪となるおそれがある。路面の凍結などによる交通障害に注意が必要だ。また、晴れる太平洋側も気温があまり上がらず、寒い週末になりそうだ。
強い寒気流入で北日本は積雪のおそれ 交通障害に注意
今週末は北日本を中心に強い寒気が流れ込み、日本海側で広く冷たい雨や雪となりそうだ。あす23日(土)は山陰から北日本の日本海側で断続的に雨雲や雪雲がかかり、雷を伴う所もある見込み。また、北海道は平野部でも雪が主体で、積雪する所もありそうだ。路面の凍結などによる交通障害に注意が必要となる。また、風も強く吹くため、ふぶきによる視界の悪化にも併せて注意する必要がある。
晴れる太平洋側も寒さ対策を 土曜日は風冷え 日曜日は底冷え
太平洋側では土日とも晴れる所が多くなりそうだ。ただ、あす23日(土)は風が強く吹くため、風冷えとなる見込み。一方、あさって24日(日)は冬型の気圧配置が緩むため、強い風は収まりそうだ。ただ、そのぶん放射冷却が強まるため、朝の冷え込みが厳しくなる見込み。また、日中の気温もあまり上がらず、空気の冷たい一日となりそうだ。晴れても、しっかり寒さ対策をして過ごしたい。 （気象予報士・多胡安那）
