「欧州最高の攻撃的MFの1人」鎌田大地のC・パレス入りにクラブ会長が熱烈歓迎&期待の声「素晴らしい補強だ」
プレミアリーグ、クリスタル・パレスは現地時間7月1日、日本代表MF鎌田大地と2年契約を結んだことを発表した。鎌田は昨季、セリエAのラツィオでプレーし、シーズン終了後、契約満了による退団が決まっていた。 【動画】密集を切り裂く一発!鎌田大地がインテル相手に沈めた鮮烈左足ミドルの映像を見る すでに、昨シーズン中より欧州各国メディアでも予想されていた通り、鎌田の新天地がクリスタル・パレスに正式決定した。昨季後半ではラツィオで高いパフォーマンスを発揮したこともあり、初めてのプレミアリーグとなるものの、新戦力としての期待は極めて大きいようだ。 米スポーツサイト『ESPN』でも鎌田のクリスタル・パレス入りを報じており、その中では、鎌田を迎え入れる同クラブのスティーブ・パリッシュ会長のコメントが紹介されている。 パリッシュ会長からは、「ダイチは本当に並外れた才能の持ち主だ。彼はここ数シーズン、ヨーロッパ最高の攻撃的ミッドフィールダーの1人であり、その経験、技術力、献身性は、すでに才能豊かなチームに素晴らしい補強となるだろう」などポテンシャルを絶賛する言葉が発せられている。 また、フランクフルト時代の恩師、オリバー・グラスナー監督の下でプレーすることについても、「ダイチが多くの選択肢の中からクリスタル・パレスに加入し、再びオリバーと働くことを選んだことを嬉しく思う」と語っている他、「パレスのファンは、今後数週間、数か月、そして数年にわたってセルハースト・パークで彼のプレーを観戦することを楽しみにするだろう」と述べたとしている。 同メディアも鎌田の加入について、「パレスは、2014-15シーズン以来となる、プレミアリーグのトップハーフ(10位)でフィニッシュした素晴らしいシーズンを終えたばかり。しかし、マイケル・オリーセを含む多くのスター選手が退団する可能性があるため、このサウスロンドンのチームは、モロッコ代表のシャディ・リアドに続いてカマダが加入となるなど、補強には無駄な時間を費やしていない」と指摘。新戦力獲得へのクラブの迅速な対応を評している。 7月に入ったばかりのタイミングでの正式決定により、新シーズンへは十分な準備期間を経て臨むことになる。クラブからも大きな期待が寄せられる中、鎌田が開幕からどんなプレーをみせてくれるか、非常に楽しみだ。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]