20歳の「とんでもなくかわいい生き物」 お正月を一緒に迎えられた喜びに感動の声 「ありがたいですよね」「来年も再来年も」
人間よりも早く歳を取るねこ。一般的に、ねこの平均寿命は15歳前後で、15歳以上はハイシニア期といわれています。愛猫と今年も一緒にお正月を迎えられる幸せを綴った投稿が、X(ツイッター)で大反響。愛情たっぷりに育った姿に、10万件もの“いいね”が集まっています。飼い主さんに詳しいお話を伺いました。 【写真・動画】飼い主さんがノートに綴った愛猫の記録 実際の投稿 ◇ ◇ ◇
愛猫と迎えた新年 「来年も再来年もずーっとね」
「このとんでもなくかわいい生き物と21回もお正月を過ごしていることに『21回もッ!? 一緒にッ!?』っていまさらながらに感情が大爆発してる。涙出る。大好き」 そんな愛あふれるコメントが添えられた写真に写る、1匹のねこ。飼い主さんの膝の上で仰向けになって、優しい瞳で見つめています。 あどけなさが残る表情がとてもキュートですが、投稿のハッシュタグには「#ハイシニア猫」の文字が。甘えん坊で若々しく見えますが、飼い主さんと一緒に長い年月を重ねてきたようです。 今年も一緒に新しい年を迎えられたことを喜ぶ投稿には、10万件もの“いいね”が寄せられました。リプライ(返信)には「素敵な話」「確かに……21回目のお正月……ありがたいですよね」「幸せでしかないですよね~」「来年も再来年もずーっとずーっとね」「全ねこちゃんが大好きな主様といっぱいお正月を迎えられますように」などの声が寄せられています。
今年で21歳になる菊千代ちゃん 飼い主さんと迎えた穏やかなお正月
話題の一枚に写っているのは、今年で21歳になる元保護ねこの「菊千代」ちゃん。穏やかな性格で、怖がりだといいます。素敵なお名前には、飼い主さんの思いが込められていました。 「長生きしてほしくて、不老長寿の象徴でもある菊と、『非常に長い時』や『千年後まで栄える』のようなめでたい意味のある『千代』を合わせて菊千代にしました」 歳を取ってから、ますます甘えん坊になったという菊千代ちゃん。実は7月が誕生日で、お正月の時点ではまだ20歳でした。そのため、今年は20回目のお正月です。 飼い主さんは、今年も一緒にお正月を迎えられたことに胸がいっぱいになり、「お正月のカウントを間違えちゃいました」と振り返ります。 「菊ちゃんと見つめ合って大好きが高まりすぎて『もう21歳になるのかぁ……ってことはもう21回も一緒にお正月を過ごしている!?』と思い、ポストしました。お正月は20回目なのに、お誕生日の21回と混同しちゃいました」 菊千代ちゃんに安心して過ごしてもらうため、飼い主さんの年末年始は大忙し。お正月シーズンはかかりつけの病院もお休みのため、とくに体調管理に気を配るといいます。 「ハイシニアねこちゃんの飼い主さん“あるある”だと思いますが、病院の閉まっている期間はとにかく緊張します。シリンジ給餌や投薬をしたり、部屋の温度をこまめに整えたりと、今年も慌ただしかったです(笑)」