韓国ホテル業界、アートイベントで秋の特需
【09月12日 KOREA WAVE】韓国ホテル業界は、4日から始まったグローバルアートフェア「フリーズ・キアフ・ソウル2024」の人気によって、今秋、順調なスタートを切った。 このイベントが開催されたソウル市内のホテルでは、訪問客を満足させるためにさまざまな展示やプロモーションを展開し、アートフェア関連のパッケージ商品が完売したり、一部のホテルが満室になったりするなど、好調な状況が続いている。 ロッテホテル&リゾートの「シグニエル ソウル」は、1~8日の平均稼働率が満室に近い80%に達した。「フリーズ・ソウル・・パッケージ」は早々に完売し、人気を集めた。このパッケージには、1泊の宿泊とフリーズソウルのVIP入場券またはプレビューパスが含まれ、アートフェア最終日までフリーズ・キアフ ソウルを自由に観覧できる点が注目された。 また、ソウル新羅ホテルも昨年に引き続き、フリーズ関連の宿泊者数が前年比20%増加した。同ホテルでは、フリーズソウルの開始となる2022年から、イベント期間中の客室稼働率と飲食売り上げが大幅に増加。今年は、シグネチャーアーティストであるパク・ソンギ作のロビーのシャンデリアを「ブラック」をテーマに再装飾した。 さらに、地下1階のアーケードには、パク・ソボ作の「妙法」作品2点と、イ・ベ作の作品が追加展示され、屋外プール「アーバンアイランド」では、マウズ(MAWZ)作のグラフィティ作品が公開された。 朝鮮ホテル&リゾートも、アートフェアが開催されるコエックスに隣接するソウル・駅三洞(ヨクサムドン)の最高級ホテル「朝鮮パレス」を擁しており、イベント期間中は満室に近い稼働率を見せた。 また、3年連続でフリーズソウルの公式ホテルパートナーに選ばれたグランドインターコンチネンタルソウルパルナスは、プレフェアの開催地に指定され、フリーズ終了日である7日まで満室状態を維持し、キアフ終了日の8日まで高い稼働率を記録した。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News
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