新春インタビュー 竹田麗央、海外メジャー優勝のために米でも飛ばす 同じ熊本出身のヤクルト・村上は「誇りで刺激」
女子ゴルフの日本ツアーで2024年に初優勝を含む8勝を挙げ、年間女王となった竹田麗央(りお、21)=ヤマエグループHD=がインタビューに応じ、新年の決意を明かした。25年は、1月30日からの「ヒルトングランドバケーションズ・トーナメント・オブ・チャンピオンズ」で開幕する米ツアーに参戦。野球好きのヒロインは、同じ熊本出身のヤクルト・村上宗隆内野手(24)の活躍も励みに、飛躍を誓った。(取材構成・阿部慎) ――2024年は8勝し、年間女王にも輝いた 「こんなに優勝できると思っていなかったので、びっくり。海外メジャーにも出られて、年間女王も取れた。すごく楽しいシーズンでした。点数は99点です」 ――残りの1点は 「何試合か優勝争いで負けたり、最後のリコー杯でも最終日に崩れたりした(2位から74と落として5位)ので」 ――24年10月の「TOTOジャパンクラシック」で優勝して出場権をつかんだ米ツアーに25年は挑戦。どんな準備を 「ショートゲームをもっと練習したい。バンカーからのリカバリー率が24年は低かった(42%で50位)ので、練習してから行きたい」 ――ドライビングディスタンスは263・19ヤードで日本ツアー1位だった 「海外の選手はもっと飛ぶ選手もたくさんいる。その選手の中で、しっかり自分の飛距離に自信を持っていけたら」 ――米ツアーで楽しみにしていることは 「いろんなところでプレーできること。あと、野球も見られたら。やっぱり(ドジャースの)大谷選手が見たい」 ――父、兄、弟が野球部で、自身も大の巨人ファン。野球との関わりは幼い頃から 「昔はよくバッティングセンターとかに行って、すごく楽しかった。結構振っていました。昨オフには、(小祝)さくらさんと行きました。何ゲームかやって、めちゃくちゃ楽しかった」 ――野球が飛ばす要素につながる部分も 「バットはゴルフクラブに比べて重い。重いものを振ることで、クラブがすごく軽く感じたというのはあると思う」 ――自分のグラブも持って転戦している