リッキー・ファウラー、マックス・グレイサーマンに密着! 両者が使用する“キークラブ”とは ?【“Mr.ZOZOウォッチャー”小島慶太プロが密着レポート】
2人の選手が持つ“共通ギア”のミニドライバーに注目!
本日はグレイサーマン、ファウラーともにバッグに入れているミニドライバーに注目。両選手がティーショットでどちらのドライバーを使っているのかを下記の表にホール別使用クラブをまとめた。 選手名 1番4番6番8番10番11番12番14番15番17番18番 リッキー・ファウラー MiniMiniDRMiniMiniMiniDRDRMiniDRMini マックス・グレイザーマンMiniMiniDRMiniDRDRDRDRDRDRMini
「ファウラーはノーマルドライバーはわずか4ホールのみに対し、グレイサーマンは7ホールで使用していました。ファウラーはフェアウェイの良いライから打ちたいというコース戦略が見て取れた一方で、グレイサーマンは多少方向のズレがあっても、飛距離でアドバンテージを取っていきたいという意図があると思います」 グレイサーマンがミニドライバーとノーマルドライバーをどう使い分けているのか。トラックマンマスターである小島慶太は「練習日にトラックマン社に、彼のデータを見せてもらいました。ノーマルドライバーとミニドライバーでは、明らかに異なる点はアタックアングルです。ドライバーは2.4度アッパーに対し、ミニドライバーは1.2度ダウンと、入射角に3.6度の違いがありました。 その結果、ノーマルドライバーのボールスピードは80m/s、打ち出し角は11度、スピン量は2700rpm。一方、ミニドライバーのボールスピードは75m/s、打ち出し角は8.5度、スピン量は3600rpmというデータに。 この数値から読み取れるのは、グレイサーマンがミニドライバーを3Wの代わりとして使用している可能性が高い。元々ヘッドスピードが速く、スピン量が多いプレイヤーなので、通常の3W(ロフト角15度前後)ではスピン量が増えすぎて満足のいく弾道が得られなかったはず。ですので、3Wよりロフト角が立っており、スピン量を減らすことができるミニドライバーをバッグに入れるクラブセッティングになったと推察できます」と話す。 単独3位に浮上したグレイサーマンは首位のニコ・エチェバリアと3打差、百戦錬磨の2位のジャスティン・トーマスと1打差だが、「最終日にグレイサーマンが逆転すると思う」と予想するMr.ZOZOウォッチャー小島。 明日の最終日もミニドライバーを駆使するグレイサーマンに注目だ!
みんなのゴルフダイジェスト
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