50代の顔たるみ・あごのもたつき解消に即効性のあるケアは?今からできる予防法も!
顎のたるみ・二重あごに効くトレーニングやマッサージ
気になる「たるみ」はさまざまな方法でケアできます。 朝起きたとき、スマートフォンやパソコンを操作しているとき、マスクの下でなど、手軽にできるものばかりなので、ぜひセルフケアを始めてみてはいかがでしょうか。 ここからは、顎のたるみ・二重あごに効くトレーニングやマッサージをご紹介します。 ■朝のリンパケア 顎下や二重あごなど顔のたるみが気になっている人は、首や肩が凝っていることも多いようです。 顔のたるみは肩甲骨まわりの筋肉と胸鎖乳突筋が固くなっていることも影響しているため、顔だけをケアしても、根本的な解決にならないことも。 最近では毎日のマスク生活の影響で、顎まわりがずっとマスクに押さえつけられており、口元の筋肉が凝り固まりやすい状況です。 リンパをケアして、顔まわりの筋肉を全体的に柔らかくしましょう。眠っている間に歯を食いしばっている人が多いため、朝リンパケアをすると、すっきりします。 1.朝、布団に仰向けになったまま、両手を首の下に添える 2.首の下に両手を添えたまま、ゆらゆらと頭を左右に揺らす 3.鎖骨に軽く手を当てて、ひじを交互に8の字を描くように動かす 4.小鼻の脇・頬の真ん中・外側の3か所を指で加圧する 5.指の力を抜き、力を掛けずに軽くくるくると回してゆるめる 6.親指を使い、下顎の骨に沿った4か所を顎先からエラに向かって押す 7.手のひらを使い、頬から耳下腺に向かってサラサラと優しく一方向に撫でる 8.両手を交互に動かし、首筋を上から下に向かってサラサラと優しく一方向に撫でる ■あごステップトレーニング あごステップは、顎下と広頚筋、胸鎖乳突筋といった首まわりの筋肉を鍛えるトレーニングです。始める前に写真を取っておくと、続けた後の顔の変化を確かめられます。 あごステップのポイントは、バレリーナになった気分で背筋をしっかり伸ばして首を長くすること。首を痛めやすい人は頷くイメージで、無理なく行いましょう。 1.頭、顔、体に1本の軸を作るイメージで姿勢を正して立つ 2.口はきゅっと閉じる(このとき、歯は噛み締めないようにする) 3.顎を上に上げて、顎下をぐっと伸ばす(このとき、口を開けないように注意する) 4.顎下の筋肉、胸鎖乳突筋、広頚筋を緊張させたままの状態で顎を引く 5.両腕をペンギンのように手のひらを地面に向けて伸ばし、ここまでの顎を上げ下げする動きを童謡「あめふり」に合わせて繰り返す 6.童謡「あめふり」のリズムに合わせて顎を上下させ、腕を振って足踏みする ■セルフマッサージ 自分でできるセルフマッサージも、二重あごの予防に効果的です。マッサージをするときはマッサージクリームやマッサージオイルを使い、肌への摩擦をなくすことがポイントです。 1.手を軽く握り、指の関節部分を使って鎖骨の上下を内側から肩に向けてゆっくりと滑らせる。これを左右1分ずつ行う 2.同じように指の関節を耳の付け根に当て、上から下へ、痛気持ちいいくらいの強さで滑らせる。これを左右30秒ずつ行う 3.手のひらを首の側面に密着させ、耳の後ろ側から鎖骨に向かって流す。これを左右1分ずつ行う 4.顎裏のくぼみに親指を当て、耳たぶの後ろのくぼみに向かってフェイスラインに沿って指を滑らせる。これを左右1分ずつ行う 5.少し顔を上げて、指の関節で顎からフェイスラインに沿って耳たぶの後ろのくぼみまでを流す。これを左右1分ずつ行う 6.顔を正面に戻し、指の関節を使い、顎→口角→噛み合わせ部分の筋肉をほぐす。これを左右1分ずつ行う 7.両方の手のひらで顔を包み込み、顎→耳→首→鎖骨の順番でゆっくりと流していく。これを5回行う ■表情筋トレーニング 一日中家にいることが多かったり、デスクワークなどで無表情になる機会が多い人は、スマートフォンやパソコンを操作しながらできる表情筋トレーニングがおすすめです。 やり方は簡単で、口を「い・う・い・う」と動かすだけ。声は出さなくてOKです。 スマートフォンやパソコンを操作しながらでも、マスクの下でも手軽にできるので、日常生活に取り入れると手軽に自分のペースでケアできるでしょう。 「い」のときはしっかりと口角を左右に引いて、「う」のときにしっかり唇を前に突き出すことがポイントです。