関東学院大は逆転勝利(Naoki KATO/GEKISAKA)

　関東大学リーグ1部は19日、各地で第18節を開催した。首位の明治大と2位の筑波大はともに引き分け、勝ち点で並ぶまま残り4試合に突入する。 【写真】「昇天した」「救急車で運ばれちゃう」伊東純也のモデル顔負けショットに大反響…久保建英らも脱帽 　明治大は国士舘大と対戦し、0-0のスコアレスドローに終わった。無得点は今季リーグ戦初で連勝も3で止まった。一方の筑波大は東洋大に終盤までリードしていたが、後半アディショナルタイムに失点して1-1でドロー。両チームとも優勝争いの一歩前に出ることはできなかった。 　最下位の関東学院大は桐蔭横浜大に2点を先行されたが、残り12分から怒涛の3ゴールで3-2の逆転勝利。駒澤大と日本大の対戦は撃ち合いとなった。日本大が3点を先取したが、駒澤大が3点を奪い返して振り出しに戻した。それでも終盤に日本大が勝ち越し、4-3で勝利した。 　この結果、関東学院大は一つ上の駒澤大と5ポイント差、入れ替え戦圏の東海大と6ポイント差、残留圏の国士舘大と桐蔭横浜大と7ポイント差となった。今季初めて戦う1部で創部史上初の2連勝と逆転勝利を飾り、残留へ勢いをつけ始めている。 　そのほか東京国際大が東海大に3-1で、流通経済大が中央大に2-1で競り勝った。東洋大と中央大の3位争いも同勝ち点となり、得失点7差で東洋大が3位となっている。 【第18節】 (10月19日) [関東学院大学金沢八景キャンパスグラウンド] 関東学院大 3-2 桐蔭横浜大 [関]堀金峻明(78分)、野嶋圭人(84分)、油野匠栄(87分) [桐]笠井佳祐2(5分、62分) [筑波大学第一サッカー場] 筑波大 1-1 東洋大 [筑]田村蒼生(53分) [東]中山昂大(90+1分) [東京国際大学第1グラウンド] 東京国際大 3-1 東海大 [国]松本翔(42分)、古谷柊介2(50分、90+1分) [海]桑山侃士(55分) [明治大学八幡山グラウンド] 明治大 0-0 国士舘大 [RKUフットボールフィールド A面] 流通経済大 2-1 中央大 [流]光廣健利2(17分、76分) [中]加納大(33分) [駒澤大学玉川キャンパス] 駒澤大 3-4 日本大 [駒]藤田和也2(38分、82分)、渡邉幸汰(57分) [日]長谷川皓哉(20分)、大久保帆人(32分)、熊倉弘達2(34分、89分)