“熊本コンビ”が二次予選への切符へ意欲 24歳伊藤旭は穏健派の大先輩中川誠一郎と連係「好きに走ってくれればいいよ」
平塚競輪場のナイター「第67回オールスター競輪(GI)」と「女子オールスター競輪(FII)」が14日、2日目を開催。3日目の10R一次予選2を走る伊藤旭に話を聞いた。 2日目の2R一次予選1はマークしていた小岩大介が離れてしまったが、シャープな一撃を決めて白星をゲット。前場所の久留米FIを病気欠場しており状態面が心配されたが、気配のいい一撃で不安を一掃した。 「ずっと調子が悪かったけど1着が取れて良かった。夏風邪をひいていたんですけど直前は良くなったしGIを戦う準備はできていました。(GIは)勝ち上がって上で勝負する事に意義があるので」と勝っても浮かれることなく手綱を締めた。 さて、3日目は10R一次予選2に挑む。ここは地元の大先輩、中川誠一郎に任された。中川は追走テクニックに不安を残すが「好きに走ってくれればいいよ」と伊藤にああだこうだを言わずにノビノビ駆けさせる穏健派。伊藤もその言葉通り、いつも好きに走っているイメージがある。ここは4分戦で第3、4ラインに格付けされるが、勝ち上がることを念頭に置いたクレバーな仕掛けで二次予選への切符をつかむ。(netkeirin特派員)