「片づけられない人」が最初にするといいことは?母子3人、汚部屋が整った片づけ術
趣味も見直し「今の自分」に必要なものはなにか考える
多趣味の方は、今までのように趣味に時間を使えなくなっても「子どもに手がかからなくなったらまた始めよう」といったように、趣味のグッズをなかなか手放す思考になっていないように感じます。 私も以前は多趣味で、楽器やDIYツール、製菓用品やアニメのフィギュアなど、趣味のグッズをたくさん持っていました。ですが、結婚・出産・離婚を経験するなかで、思うように自分時間をつくれなくなり、ライフスタイルの変化とともに趣味への向き合い方も変わっていることに気づいたのです。 趣味を見直すのに、下記のことを意識していました。 ・今も興味があるなら、すぐやってみる ・完全に手放すのではなく、規模を小さくしてみる 本当に好きな趣味なら、がんばって時間を捻出しようとするはず。それができないのはなぜか?と考えてみると、今の自分に本当に必要なのか分かります。それでも手放すことができない場合は、範囲を小さくしてみるのがおすすめです。 たとえば、たくさん集めていたシールや便せんを1枚ずつ間引きして、ファイリングやスクラップノートにして見返すことができる状態にするなど、コンパクトに、または違う形にできないか考えてみると、楽しみながら心も満たされると思います。
迷信を信じすぎず、柔軟に手放せるようにする
ぬいぐるみや人形などは、命が宿っていそうで手放したいけど怖くて手放せないと感じる方もいるのではないでしょうか? 私の娘もそうでした。 手放し方として、私は塩を入れて感謝の気持ちでゴミの日に手放しましたが、引き取ってくれる寺社があるので問い合わせて持って行く方法もあります。地域でお焚き上げをしてくれるイベントなどもあり、「手放せないもの」とあきらめずに調べてみるといいかもしれません。
服やアクセサリーは、実際に着用して判断する
気づけば増えている服やアクセサリー。トレンドではなくなっていたり、着心地が悪くても「高価だったから」「痩せたらまた着たい」といった理由で手放せないものもありますよね。 そんなとき、私は服もアクセサリーも実際に着用してみるようにしています。今の自分にとっても「お気に入りのもの」だったら、気分が上がって笑顔になるはず。そこでもし、ときめかなくなっていたら、手放す対象にします。 ものの価値は、購入時がピークで、あとは下がる一方だと私は考えています。不用品を売ろうと思っても、理想ほど高値では売れませんが、まだもったいないと思うものはフリマアプリや中古品買取りショップ、寄付などで手放す方法もあります。その「売る・譲る」行動がなかなかできない方は、思いきって捨てる選択をしてすっきり片づけることを優先してみるのがいいかもしれません。
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