ZIPAIR、隣の空席購入オプション「Seat Plus」1席500円から
ZIPAIR(ジップエア、TZP/ZG)は11月12日、エコノミークラス「Standard(スタンダード)」のシートを機内で追加購入できるオプション「Seat Plus」の販売を13日から始めると発表した。搭乗後、隣の席が空いていた場合など、広いスペースを利用できるもので、1席500円から設定した。 【写真】ZIPAIRのエコノミークラス 販売対象となるのは、2種類あるシートのうちStandardで、離陸後に購入できる。客室乗務員にクレジットカードを機内で提示して購入するもので、予約サイトや空港のカウンターでの事前販売はない。また、空席でも運航上の都合で販売しない席もある。 1席あたりの料金は路線や座席により異なる。成田-ソウル線は非常口座席または最前列席が1席あたり1500円、その他の席が500円で、成田-マニラ・バンコク・シンガポールのアジア3路線は非常口と最前列が4000円、その他が1300円、成田-ホノルル線は非常口と最前列が6000円、その他が2000円、成田-ロサンゼルス・サンノゼ・サンフランシスコ・ヒューストン・バンクーバーの北米5路線は非常口と最前列が8000円、その他が2700円となる。 ZIPAIRは日本航空(JAL/JL、9201)傘下の中長距離LCCで、機材はボーイング787-8型機。座席数は2クラス290席。フルフラットシートを採用した「ZIP Full-Flat(ジップ・フルフラット)」が18席、Standardが272席となる。
Tadayuki YOSHIKAWA