ドイツのチューニングメーカー「マンソリー」が“ランボルギーニ・レヴエルト”をチューン! 1070馬力のV12+モーターで「最高速は354km/h」
カーボンパーツを纏うマンソリー・イニシエイト! そのパフォーマンスは驚異的
ドイツに本社を置く自動車チューニングメーカー「マンソリー(MANSORY)」は、ランボルギーニ初のハイブリッドスポーツカー“レヴエルト”をベースにしたコンプリートカー「マンソリー・イニシエイト(MANSORY Initiate)」を発表しました。 【画像】「マンソリー」が“ランボルギーニ・レヴエルト”をチューン! カーボンパーツを纏うマンソリー・イニシエイトを写真で見る(22枚)
マンソリーは、ランボルギーニのSUV「ウルス」を含むさまざまなコンプリートカーを提供しており、アヴェンタドールをベースにした「マンソリー・カーボナード(MANSORY Carbonado)」は、世界中で高い人気を誇り、カルト的なステータスを確立しています。 今回、新たに発表されたマンソリー・イニシエイトは、新開発された空力パーツやエクステリアの改良によって、さらなる性能向上とビジュアルインパクトを実現しています。 まず、エクステリアには新しいフロントエプロンとカーボン製フロントフードにより、フロントのダウンフォースが大幅に向上しています。エアディフレクターやカーボン製サイドエアインテークを備えた新設計のサイドシルが、クルマの側面をより魅力的なものにしています。 リアのデザインは、再設計されたリアディフューザーと伸縮式リアスポイラーの連携により、後部のダウンフォースが最適化され、全体的な空力性能が強化されています。 さらに足回りには、新開発された鍛造ホイール「FV.10」が採用されています。フロントは265/30 ZR21、リアは355/25 ZR22サイズの高性能なタイヤと組み合わせることで、卓越した走行性能を発揮します。 これらの設計とパフォーマンスの改良により、マンソリー・イニシエイトは、ランボルギーニのハイブリッドスポーツカーとして、他の追随を許さない高い完成度を誇っています。インテリアは完全にカスタマイズ可能で、顧客の要望に応じて最高レベルまで仕上げることができます。 マンソリー・イニシエイトのパフォーマンスは驚異的です。ランボルギーニの6.5リッター自然吸気V12エンジンをベースに、最高出力825馬力から880馬力にまで強化されており、電気モーターとの組み合わせによりシステム全体出力は1070馬力に達します。 これにより、最高速度は354km/h、0-100km/h加速が2.4秒という圧倒的な性能を誇ります。このパフォーマンス向上は内燃エンジンに施された改良によるもので、ハイブリッドシステムには変更が加えられていません。そのため、エンジンの応答性とハイブリッドシステムの調和が保たれ、優れたドライビングエクスペリエンスを提供しています。
VAGUE編集部