旧小笠原家書院築400周年手ぬぐいが人気 イラスト書道家の和全さんがデザイン【長野県飯田市】
イラスト書道家の和全さんがデザインした旧小笠原書院築400周年記念の手ぬぐいが、小笠原資料館25周年特別記念展を開催中の同館(長野県飯田市伊豆木)受け付けで販売され、人気を集めている。 伊豆木小笠原氏初代の小笠原長巨(ながなお)が、弓馬に関連する秘伝を身に付けた名手だったことにちなんだデザイン。馬上から弓を引く長巨の勇姿と旧小笠原家書院が、和全さんならではの力強いタッチで描かれている。 400周年の記念品として地区内で各戸配布したところ好評で、「かっこいいデザインなのでもう1本ほしい」と買い求める人や、額に入れて自宅に飾る人もいるという。 一般向けは限定200本で1本税込み1000円。残りは100本弱となっている。 和全さんは旧小笠原家書院と小笠原資料館がある三穂地区在住。「手ぬぐいをきっかけに、ぜひ足を運んでもらえたら」と話している。 資料館は月曜休館。特別企画展は12月27日まで。