SKE48荒井優希、2冠獲りならずも宮本もかとのタッグ継続を熱望「またパワーアップしてベルトを獲りたい」【TJPW】
東京女子プロレスが7月20日、東京・後楽園ホールで「SUMMER SUN PRINCESS’24」を開催した。名古屋・栄を拠点とする人気アイドルグループSKE48のメンバーでプロレスラーとしても活動する荒井優希が宮本もかとの“もかゆきタッグ”で、プリンセスタッグ王座(王者組は鈴芽&遠藤有栖=でいじーもんきー)に挑むも惜敗。荒井は今後も宮本とのタッグ継続を熱望した。王者組のでじもんはV2に成功した。 現在、荒井はインターナショナル・プリンセス(IP)王座を保持し3度の防衛に成功している。だが「ここで満足せず、もっと高みを目指したい」として2冠獲りに意欲を見せ、タッグ王座挑戦をアピールした宮本に呼応し、今回のタッグ王座挑戦に至った。この4選手はともに1998年度生まれの同学年で、新世代同士による王座戦となった。 目まぐるしい一進一退の攻防が続くなか、荒井組は久しぶりのタッグとは思えぬ好連係も披露。荒井が鈴芽に新人賞を繰り出す。宮本が遠藤をネックブリーカーの体勢に入ると、荒井がFinally(カカト落とし)を叩き込む。遠藤が荒井を抱え上げると、鈴芽が合体式フェースクラッシャーを決めて、荒井を排除。宮本はエルボー連打、ゼロ戦キックとたたみかけるも、遠藤がキャメルクラッチで絞り上げ、宮本からギブアップを奪った。
荒井は「もかさんが“初めてベルト巻くとき、荒井さんとだったらうれしい”と言ってくれたのがうれしくて。だから2人でチャンピオンになりたいって思ってたので悔しくて。負けちゃった瞬間、最初に思ったのが、また2人で挑戦したいってことだったので。今日はでじもんが強くて届かなかったので、またパワーアップしてベルトを獲りたい。でじもんとはもちろん、いろんなタッグと戦っていきたい」と悔しさを露わにしながらも、宮本とのタッグ継続を明言。そして「久しぶりにチャレンジャーという立場になってみて、挑戦者でいる自分が好きだなって思って。だけどチャンピオンベルトも持ってるので、これを落としたくない気持ちが一番ですけど。これからも攻めの姿勢で頑張っていきたい」と前を向いた。 一方、防衛に成功した遠藤は「気持ちで負けなかった。気持ちで勝ったと思ってます。いつだってまたやる」、鈴芽は「個々の2人の強さも知ってるけど、2人揃ったら、私たちが強いってことを証明できたのがうれしかった」と満面の笑みを浮かべていた。