和田兼輔がトップSから逃げ切りV/ボートレース常滑
ボートレース常滑の「ニッカン・コム杯」は15日に優勝戦が行われた。 優勝戦のスタート展示では、ピット離れで3号艇・重成一人がやや分が悪い様子。4号艇・丸尾義孝は本番コースを取れるのを想定したのか、スローへ向かう姿勢を見せた。並びは1234カド56となった。 迎えた本番では丸尾にコースを取れるだけのピット離れはなかった。しかし外枠で動きがあり、5号艇・中田友也が遅れ、6号艇小山勉が5コースに入る形に。最終的な並びは123カド465となり、丸尾はカドに構えることとなった。 人気の1号艇・和田兼輔は、インからコンマ11のトップスタートを決める。スリットで抜け出した和田はその勢いで1マークを先マイし、見事に押し切った。重成は全速ターンで追走し、2号艇・中野希一の差しを封じる形に。ダッシュ勢は苦戦し見せ場を作れず、1マークで決着がついた印象だった。2マークでは和田が余裕をもってターンし、そのまま優勝。2着は重成が中野希をいかせてから差し返し、3着に中野希が続いた。 勝利した和田は、今年4回目の優勝となる。配当は2連単1-3で280円、3連単1-3-2で990円と人気通りの決着だった。
マクール
