「定番じゃないけど育ててみたい」春ガーデンの名脇役たち<ナチュラル感が愛おしい多年草6選>
春の定番花といえば、パンジーやビオラ、チューリップやムスカリ、そして秋まで開花するペチュニアやマリーゴールドなどがありますが、春に開花する植物は他にもたくさんあります。 【写真】チューリップもカワイイけれど…「定番花だけじゃつまらない」春花壇の名脇役たちを探してみませんか? 定番花を引き立てる植物はもちろんのこと、定番花と同じくらい華やかでオシャレな花もあるので、これらの花々を選んで春ガーデンを思いきり楽しんでみませんか。 そこで今回は「定番じゃないけど育ててみたい」春花壇のアクセントにもなる多年草を参考価格とともに紹介します。 記事後半では、今回ご紹介する美しい花々の写真を掲載しますので、さっそくみていきましょう! ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
この記事で紹介する「春花壇の名脇役な多年草」たち
・アルメリア ・ヘリオトロープ ・プルモナリア ・ヒナソウ ・オルラヤ ・ケマンソウ
春花壇の名脇役!定番じゃないけど育ててみたい多年草おススメ7選
●アルメリア アルメリア ・学名:Armeria ・分類:イソマツ科 ポンポン咲きの丸い花を咲かせるアルメリアは、品種が豊富な多年草。草丈もさまざまなので、ガーデンの主役にも脇役にもなる植物です。とくに草丈が低い品種は、カーペット状に群生すると見応えも抜群です。 日光が十分当たらないと開花しないので、育てるときは日当たりのよい場所を選びます。基本的には、寒さにも暑さにも強いので、育てやすい植物といえます。 ※参考価格:200~600円前後(3号ポット苗) ●ヘリオトロープ ヘリオトロープ ・学名:Heliotropium ・分類:ムラサキ科 ヘリオトロープは主役にも脇役にもおススメの多年草です。株が小さいうちはヘデラなどのリーフプランツと寄せ植えにして、ガーデンのアクセントとして飾ってみるのもステキです。 シックなパープルカラーの花色は大人っぽい雰囲気で、初夏のガーデンにもぴったりです。大きくなると茎が木質化して低木状になります。開花が終わったあとに、切り戻しをしてサイズを調整しましょう。 ※参考価格:300~500円前後(3号ポット苗) ●プルモナリア プルモナリア ・学名:Pulmonaria ・分類:ムラサキ科 ブルーやピンク、ホワイトの愛らしい花を咲かせるプルモナリア。早春から開花し、5月ごろまで開花します。草丈はやや低めで、葉と花のバランスがよく、スイセンなどとも好相性です。葉に斑が入る品種もオシャレですよ。 高温や乾燥に弱い面がありますが、耐陰性があるのでシェードガーデンにもおススメです。梅雨や夏の管理に注意して育てましょう。 ※参考価格:600~800円前後(3号ポット苗) ●ヒナソウ ・学名:Houstonia caerulea ・分類:アカネ科 わずか1センチ程度の花が咲くヒナソウは、その花姿が大変可憐な多年草です。花つきが大変よく、葉は花よりも小さいため、花の美しさが際立つ植物です。 日当たりと風通しのよい場所が生育場所に適しています。水切れに弱いので、水やりには特に注意が必要です。 ※参考価格:300~700円前後(3号ポット苗) ●オルラヤ オルラヤ ・学名:Orlaya grandiflora ・分類:セリ科 英国ではホワイトレースフラワーとも呼ばれることもあるオルラヤは、まさにレースのように細かな花を咲かせる植物(一年草扱い)です。ホワイトカラーの花は、どのような花とも相性が抜群で、群生すると大変見応えがあります。 こぼれ種で増えることもありますが、簡単に引き抜けるので管理もしやすいでしょう。 ※参考価格:300~600円前後(3号ポット苗) ●ケマンソウ ケマンソウ ・学名:Lamprocapnos spectabilis ・分類:ケシ科 ケマンソウはハート型の花が1列に並んだ姿がユニークな多年草です。レッドやピンクの花が茎からぶら下がる様子は、まるでアクセサリーのよう。自然の奥深さを感じさせます。 直射日光が苦手なので、明るい日陰などが生育場所に適しています。冬は地上部が枯れて休眠します。 ※参考価格:1000円前後(3号ポット苗)
まとめにかえて
今回は、定番じゃないけど育ててみたい、春花壇のアクセントにもなる多年草を紹介しました。 ご紹介した以外にも、美しい花々はまだまだたくさん存在します。園芸店やホームセンターに足を運んで、美しい花々との出会いを楽しんでくださいね。
LIMO編集部