ぎふスタートアップ支援コンソーシアム 本年度の補助対象発表 高校生デザインのロゴも
【岐阜】産学金官でスタートアップを支援する組織「ぎふスタートアップ支援コンソーシアム」(会長=村瀬幸雄岐阜県商工会議所連合会会長)は5日、岐阜市の岐阜大学内OKB岐阜大学プラザ1階で、カンファレンスを開催した。本年度の補助金対象企業を発表したほか、高校生がデザインしたロゴを披露した。 同コンソーシアムは昨年6月に設立。模範となる優れた「プライムスタートアップ企業」などを認定し補助金を支援するほか、交流会を実施している。 カンファレンスでは、冒頭、村瀬会長が「設立から1年2カ月が経過し、県内の支援環境の整備が進んできた。これからも今まで以上に産学金官で連携し、取り組みを進めていきたい」とあいさつした。 本年度のプライムスタートアップ企業として、スペースワスプ(本社岐阜市)、Umai Japan(本社名古屋市)、シシガミカンパニー(本社岐阜県東白川村)、artkake(本社名古屋市)の4社を認定。それぞれの代表者が自社の事業内容をプレゼンテーションした。コンソーシアムのロゴは、県立岐阜商業高校Lob部が作成。一緒に育てていくイメージを盛り込んだ。
また、県内の先輩起業家として日本一ソフトウェア(本社各務原市)の北角浩一会長が「ビジネスの構築」をテーマに基調講演も行った。