【RMKの春新色が傑作だ】霜や氷柱、冷たい靄の向こうにあるもの、それは
春を待ちきれない植物たちの生命力を宿して
こちらのパレットは定番として残る色。1月や2月は、NYの最も寒い季節。それでも新しい季節を待ちわびながら、霜やつらら、雪の下から力強く芽吹こうとする植物に着想を得たシェード。 主役ともいうべきシャイニーカラーは、右上。一見、薄いカーキだけれど、肌にのせるとライムイエローに発色! シルバーやゴールドが微かに瞬いて、クールな光を集める不思議なカラー、トライしてみて絶対に損のない美色です。
マンハッタンを、空からズームインすると……?
もうひとつの限定色は、1月のNYを鳥観図から一気に視界を狭めて部屋の中に飛び込んでいったようなカラーパレット。「マンハッタンのヘイズ(もや)。グレイッシュな景色から、一気にズームインして、あたたかな家の中に視点を移動させました。そのコントラストをイメージしたパレットです」とYUKIさん。 シャイニー質感のカラーは、左上のスパークリングピーチ。ベージュのように見えて、シルバーやゴールドのざくざくしたパールの中にグリーンのパールが潜んでいる。隣のマットなピーチピンクにも、うっすらと白みや青みの底色が配合されているので、暖色シェードでありながら、クールなムードも内包。そのさじ加減がさすがRMKの色計算!と思わず唸った逸品です。