【風吹ジュンさん・インタビュー/後編】72歳の風吹ジュンさん、アップルウォッチも活用中
年齢を重ねても華奢でかわいいイメージだけど、実は風吹ジュンさんは強靱なボディとタフなマインドの持ち主。次々と楽しそうに仕事を続けているその秘訣は、運動や食事などきっちりとした自己管理と、なんでも面白がってしまうポジティブな生き方にあるみたい!
よく寝てよく食べて、何をしていても楽しい!
元気の秘訣は? 風吹さんに伺うと、速攻で返事が。 「寝てます! よく寝てます。とにかく寝ないと損! と思っているので、1日7~8時間は寝ています」 たしかに睡眠は大事。それはわかっていても、年齢を重ねると寝つきが悪くなったり、短時間で目が覚めてしまったり、眠りが浅かったり。そんな悩みもよく聞くけれど。 「快眠サプリっていうのかな? 私はサントリーウエルネスの快眠セサミンというサプリメントに出会ってから、特に調子がいいですね。 きっと、社会的に眠りに関する悩みを持っている人が多いから、そういうサプリが充実してきたんじゃないかしら。私にはとてもよく効いていて、朝までぐっすり、深く眠れるようになりました」 もともと夜更かし大好き、という風吹さん。 「仕事で早寝早起きのとき以外は、超夜型です(笑)。TVで夜中に突然、すごく良質のドキュメンタリー番組をやってること、あるでしょ? ああいうの、ハマります。 あと、山の風景をダラダラと流している番組なんかも好き。ずっと見ていられる。映画ももちろん見ますよ。シーズンもののドラマを一気見することもあるし。でも寝るのも好きだから、外が朝陽で明るくなる前に寝るようにしています(笑)」
食べるものに関しても、積極的で研究心旺盛だ。 「今ハマっているのは、チムチュム鍋ですね。タイ料理で、ハーブや薬草を入れたスープに野菜とか豚肉を入れて、しゃぶしゃぶみたいにタレをつけていただくの。 材料はセットで売っているからそれを使うんですけど、自分流にアレンジして、タレにはお味噌と豆板醤、ごま油をごそっと入れます。スープはレモングラスやガランガル(生姜)、コブミカンの葉、赤唐辛子でぐつぐつ煮ると、すごくタイの香りになるんです。 そこにたっぷりのキノコやキャベツ、しゃぶしゃぶ用の豚肉を入れるだけ。豚肉ってビタミンBがとれるんですよね。もう本当に、元気になります」 ポピュラーになってきたタイ料理とはいえ、素材のハーブ類は、あまりなじみがない気もするけれど。 「最近はわりと、スーパーでも見かけますよ。見つけると多めに買って、冷凍しておきます。あとお味噌は、私は奄美大島の味噌を使っています。熟成させないで作るからフレッシュで粒々していて、甘みがあっておいしいの」 どうしてそんなに詳しいのかというと。 「外食して、『これ、おいしい!』って思うと、お店の人と仲良くなって、作り方を教わったりするのね(笑)。みんな優しいからいろいろ教えてくれます」