死んでも床にものを置かない!部屋が劇的に変わる3つの新習慣
「ついつい床にバッグを置いたままにしてしまう」「本や雑誌を床に積んでしまう」そのせいで部屋が乱雑になっていませんか? 「床は、収納場所ではありませんし、床にものを置かないことで、掃除もラクになり、毎日の暮らしがスムーズになっていきます」というのは、約10年、整理収納コンサルタントとして片付けの手伝いをしてきた須藤昌子さん。『死んでも床にモノを置かない。』という著書でも知られる須藤さんに、床のものを置かないコツを教わりました。 【須藤さんの収納写真】収納に「あき」があると暮らしがラクになる
「床にものを置かない」ための大原則
まず、「床に置くのは家具や植物だけ」「それ以外のものは床に置かない」というのが大原則です。 床にものを置くという行動を無意識でやってしまう方が多いと思いますが、そうしてしまうのは、収納場所にスペースがない、置き場所が決まっていないなど、必ず理由があります。その理由を知って、改善をしていくことで、床にものを置いてしまう現状を変えていきましょう。
1:「床にものを置かない」と決める
片付けは自分を心地よくすること。「○○をしよう」「◯◯しなきゃ」とタスクを増やしてしまうと息がつまってしまいます。ですからまずは「床にものを置かない」という風に「やらないこと」を決めてラクな気持ちで始めましょう。 無意識でいたことに意識を向けることで、今までと違う行動ができるようになると思います。 「床にものを置かない」と決めると、その結果として「買い物をして帰宅したらすぐに収納場所に移動しよう」とか「使ったら、元あった場所に戻そう」という意識が働き、床にものを置かないための下準備ができます。
2:行き先不明のものの「適切な置き場所」を決める
床にものが置きっぱなしになってしまう理由には、どんなものがあるでしょうか。いちばんの理由はこれです。 ・ものを置く場所がきちんと決まっていない →「どこに置くかを考える」ことが面倒に感じるので、床に置きっぱなしにする ちょっとした「面倒」を感じるだけで、ものは元の位置に戻らなくなってしまいます。逆によい方の例は歯ブラシ。洗面所で使うならば、「使って戻す」ことはラクなのではないでしょうか。 歯ブラシのように、いつも使う場所に必要なものを置き、使って戻すことがストレスなくできるようにしておくことが、床にものが置かれない秘訣のひとつになります。