母親を絞殺した「セレクトショップ経営者」の華麗な経歴 「東京に進出した半年後、脳梗塞の後遺症で車椅子生活に」
東京進出から半年で脳梗塞に
こうしたこだわりを、テレビや高級ファッション誌などに取り上げられていた山田容疑者は、 「昨夏、銀座のすぐ隣の京橋に、念願のドレッサーズ東京店を出しました。ですが、東京進出から半年ほどたった今年1月、脳梗塞を発症してしまったのです。リハビリを続けつつ、時折、ドレッサーズの運営会社の取締役でもある母上に車椅子を押してもらって松山の店を訪れてもいた。9月には、バリアフリーに改装し終えていたのですが……」 己の境遇に絶望し、母親を道連れに心中を図ったのか。ならば、なぜその場所に自宅近くのホテルを選んだのか――。動機の解明が待たれる。
「週刊新潮」2024年10月17日号 掲載
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