三連休中日 全国的に行楽日和で季節外れの夏日続出 東京都心は2日連続夏日に 寒暖差にも注意
三連休二日目のきょう13日(日)は、全国的に行楽日和になりそうだ。きょう(日)、日本付近は大陸育ちの秋の乾いた空気をもつ高気圧に覆われるため、三連休で最も広範囲で秋晴れになる見込み。日中は、ほとんどの所で雨具の出番はなさそうだ。ただ、引き続き、季節外れの暑さと朝晩と昼間の寒暖差には注意が必要になる。
各地で行楽日和に
きのう(土)は、沖縄や東日本、北海道などでにわか雨の所があった。きょう(日)の日中は、雨具の出番の所はほとんどなく、全国的に秋晴れになる見込み。東・北日本では山沿いを中心に紅葉が進んでいるが、きのうのようなにわか雨はなく、青空のもと、紅葉狩りを楽しめそうだ。各地、カラッと晴れて、今季最も空気が乾燥する所があるかもしれない。バーベキューなどは火の取り扱いに気をつけたい。夜になると、九州南部の山の南東側斜面で雨が降り始める可能性がある。帰りが遅くなる方は折り畳み傘があると良さそうだ。 沖縄もきのう同様、変わりやすい天気が続く見通し。
10月半ばなのに半袖の出番
けさは、九州や東北を中心に今季一番肌寒い朝になっている。日中はたっぷりの日差しで、きのう以上に25℃を超える所が多く、全国の半分近くの観測所で夏日になりそうだ。最高気温は、東北南部や関東から西で25℃以上の所が多く、東京都心は26℃と2日連続で夏日になる予想。鹿児島や高知、大阪などでは29℃と真夏日一歩手前まで上がり、那覇や熊本は30℃と熊本では一週間ぶりに真夏日が復活する見込み。カラッとした暑さにはなるが、季節外れの熱中症には気をつけたい。また、日中は半袖や薄着で過ごせても、朝晩はひんやりとするため、脱ぎ着しやすい服装でうまく調節したい。 北海道はきのうより3℃くらい低い所が多く、この時季らしい気温に戻る所が多い見込み。
連休最終日は西から天気下り坂 夏日・真夏日は解消せず
あす(月)のスポーツの日は、高気圧の後面に入る西日本で次第に雲が広がり、雨の降る所が出てくる見込み。関東や東北の太平洋側でも雲が目立ってくるが、東・北日本では広く晴れてスポーツ日和になりそうだ。また最高気温は、東海から西で25℃を超えて夏日が続き、沖縄では30℃に届く所が続出する予想。連休明けも、関東から西ではこの時季としては珍しいほど夏日が続き、沖縄や九州では真夏日の所も出てくるため、完全な衣替え、半袖じまいはまだ先延ばしにした方が良さそうだ。 (気象予報士:丸田絵里子)