【別府競輪(モーニング)FⅡ】喜納隆志「照屋君に感謝」 後輩らの支えで勝負駆けに成功
<26日・別府競輪・2日目> 【記者コラム・造田大の大勝負】 喜納隆志(40)=沖縄・92期=が満面の笑みを浮かべた。準決6Rは野村賢マークから2着。「ダッシュがすごくて。ギリギリ付いていけた」と食らい付いて決勝入りを果たした。 【競輪】KEIRINグランプリ2024の想定番組と並び/12月30日 静岡競輪 今期点数72.06で今節に参戦。前期の3班から2班への昇班ボーダーが72.05だったことを踏まえると、今場所は勝負駆けの一節。「決勝に上がれたので恐らく2班の点数はクリアできたと思う。野村君や初日に付いた中西勇君、そして照屋君に感謝です」。照屋とは同県の照屋将貴のこと。初日、2日目と同じ番組で、点数は照屋の方が持っていたが、喜納が勝負駆けであることを考慮して、番手を譲ってもらった背景がある。 「勝負駆けに成功して安心しました」。目標達成にホッと胸をなで下ろした。「決勝は準決の爲田学さんをイメージして頑張りますよ。あっ…。実はこれまで期の最後で3回くらいやらかしているんです…。気をつけて走ります」。安全に中西を援護して、最高の形で今年を締めくくる。▼7Rは喜納が後ろの仕掛けを止めて中西とワンツーだ。1=5―237。 ▼1R(篠原英雄) 2日目は空いた内を突いて3着。今開催初の万車券決着に大きく貢献。最終日も先行ライン番手が仕事をして空いたコースを突いて波乱を演出。23―6=2345。