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飼い主と誰かが手を重ね合わせると、一緒にいる愛犬も自分の前足を重ねてくる。そんなスポーツの円陣を思わせる人間と犬の動画が、TikTokでトレンドとなっている。手ならぬ前足を差し出す犬のかわいさは胸キュンもので、 “ハンズイン“チャレンジとしてたくさんの動画が投稿されている。 【動画多数】可愛い！飼い主に前足をのせて「ハンズイン」する犬

飼い主にならう犬たち　投稿続々！

“ハンズイン“チャレンジのやり方は、非常にシンプルだ。まず飼い主を含む最低2人の人間と1匹（または複数）の犬を準備する。そして人間たちがカメラの前でそれぞれの手を重ね合わせ、犬が前足を載せてくれるのを待つ。うまく犬の前足が載ったら、飼い主たちが盛大に犬を褒めまくるという流れだ。 エンターテイメント・メディア、デクセルトによれば、“ハンズイン“チャレンジは今年5月にTikTokのトレンドになった。他人の投稿に触発された飼い主が、次々と愛犬とともにチャレンジの輪に参加しており、すでに1300万件以上の投稿を記録しているという。

愛情表現？犬が前足を出す理由

動画を見ると、飼い主と一緒に楽しそうに前足を重ねる犬もいるが、困った顔をしたり、間違ったしぐさをしたりする犬もいる。そういった様々な反応が見る人を喜ばせているのだが、ニュースサイト、グリーン・マターズによれば、本来犬が片足を上げるのには理由があるそうだ。ストレス、不安や恐怖、狩猟をする動物としての本能、けが、衝突しないよう他の犬をなだめるため、などが考えられるという。 これとは別に、飼い主に向かって前足を出すときには、犬が何かを伝えようとしている可能性もあるという。愛情を示すため、空腹を知らせるため、あるいはなにかを必要としているために、飼い主に触れようと前足を伸ばすときがあるそうだ。座っていると犬が近づいてきて前足を載せたり、なにかをしているときに軽くたたいて邪魔をしたりするときも、そういった合図だと思われるという。 もっとも、これらは自発的に犬が前足を載せてくる場合の理由で、飼い主のほうから促す“ハンズイン“チャレンジの場合には当てはまらないということだ。おそらく犬たちは、大好きな飼い主の期待に応えるための愛情表現として、前足を出しているのだろうとグリーン・マターズは説明している。

見る側の心も和む！猫のチャレンジ動画も

投稿された動画は見る側のユーザーたちを喜ばせ、「人間がまるでパパとママ見たい」「褒められたあとの犬の顔が誇らしげ」「これまでで一番キュートなトレンド」「とってもピュア」など、様々なコメントがついている。失敗や予想外のリアクションを撮影したものも多数あり、成功したもの同様に人気を博している。 現在“ハンズイン“チャレンジは猫にも拡大中。こちらは犬とは一味違うしぐさで、猫好きユーザーの目を楽しませている。