楽天ドラフト1位・宗山塁、「45歳まで現役続けたい」新人合同自主トレ 自家製の特製ドリンクも持参
楽天にドラフト1位で入団した宗山塁内野手(21)=明大=は9日、仙台市の楽天モバイルパーク宮城で新人合同自主トレを開始。新人6選手とともにキャッチボールや打撃練習などで汗を流し、45歳まで現役を続けたいと息の長い選手になる目標も掲げた。 「45歳まで現役を続けたい。まだ1年目で先を見すぎてはいけないと思うが、そういう目標を持ちながらやっていければ」。野手のプロ野球最年長出場記録は、1950年に本職は投手の浜崎真二(阪急)が代打で出場した時の48歳。近年ではのちにオリックスの監督になる中嶋聡(日本ハムなど)が46歳までプレー。中日で引退した山崎武司、谷繁元信、福留孝介はいずれも45歳まで現役だった。 練習中に小休止する際は特製ドリンクを飲むなど体調管理にも余念がない。大学2年ごろから運動時の栄養補給について関心を抱くようになり「あれは糖質とアミノ酸を混ぜたもの。練習や試合の前に飲んだりする。動くためのエネルギーと、アミノ酸が入っているので回復が早くなる」と解説した。 新人合同自主トレは28日まで。初日から滋養強壮にも強いこだわりを示すなど大物ぶりをのぞかせた。
中日スポーツ