AIエディター「Cursor(カーソル)」初心者向けガイド、VS Codeベースの使い勝手とは
ステップ3:メインページの確認
次に作成されたファイルのうち「src/app」フォルダに含まれる「page.tsx」を選択する。これがメインページのスクリプトとなる。 このスクリプトは、ベースとなるWebページを構成するもの。 これをWebブラウザに表示させたいので、CursorのチャットAIに聞いてみる。 「Cmd + L(ウィンドウズ:Ctr + L)」でCursorのメインチャットを開く。メインチャットは、デフォルトでCursorウィンドウの右側に表示される。 このチャットウィンドウに「このWebサイトを見るにはどうすればよいですか?」と入力する。 もう1つ重要なのが、チャットAIにコンテクストを与えることだ。 チャットウィンドウの下部にある「@Mention」をクリックすると、ドロップダウンが表示される。その1つ「Codebase」を選択すると、プロジェクトファイルに含まれるすべてのコードが、このチャットAIにコンテクストとして渡され、AIはそれを踏まえ、回答を生成してくれる。 「このWebサイトを見るにはどうすればよいですか?@Codebase」という入力を確認し、「chat」ボタンをクリックすると、以下のような回答が生成される。 CursorのチャットAIによると、ターミナルで以下のコマンドを実行することで、Next.jsのページを表示することができるという。 コマンド: npm run dev では、さっそく試してみる。 この情報によると、http://localhost:3000でWebページを見ることができるようなので、任意のブラウザにこのアドレスを入力してみる。 すると、以下のようなWebページが表示された。 これはNext.jsのデフォルトのWebページ。これをベースにWebページをカスタマイズしていく。 より具体的には、このページを構成するpage.tsxのカスタマイズを進めていくことになる。