【神戸ストークス】ついに8連敗、ヘッドコーチ「軸は変えない」
■後半に逆転される
<B2 第12節> ●神戸ストークス 84-91 福井(12/14) ●神戸ストークス 72-80 福井(12/15) ------------ B2神戸ストークス(9勝12敗)は12月14・15日、ホーム・神戸市立中央体育館に福井ブローウィンズ(15勝6敗)を迎えて対戦した。 14日の試合。 神戸ストークスは前半、パスがよく通り、得点源の“ビッグ・モー”ことモリス・ウデゼが豪快なダンクシュートを連発するなど、福井に4点差をつけて折り返した。 しかし後半3Q、シュートの精度が落ち(成功率27.8%)、福井のペースとなって逆転された。
■ルーキーが奮闘
15日の試合。 神戸ストークスは前半、たびたび相手ボールをスティールして得点するなど主導権を握り、一時福井に10点差をつけたが、この日も後半に逆転され、そのまま押し切られた。 相手の攻撃を止めようとしてファウルを数多く取られ、福井に34本のフリースロー(27得点)を与えた。 ルーキーの藤原瞭我(りょうが=京都産業大)が速いパスを通して得点につなげる一方、178㎝の体を張って懸命にディフェンスし観客を沸かせた。
■精度高める
福井に敗れ、神戸ストークスは11月23日から続く連敗が「8」に。 通算成績は9勝14敗となり、“借金”は「5」にふくらんだ。 15日の試合後、プレドラッグ・クルニッチ・ヘッドコーチは、 「連敗が続いているが、強豪との戦いの中で良い時間帯もあり、選手たちは練習や試合に対して真剣に取り組んでいる。自分たちの軸を変える必要はなく、今やっていることをより徹底し、精度や強度を高めることが重要だと考えている」と語った。 次戦は中3日あけて18日にアウェイでベルテックス静岡(13勝10敗)と戦う。 (浮田信明)