温活のお供にいかが 「冬アイテム」をテーマに企業公式SNS担当者がアピール合戦
各社の「冬アイテム」集まれ―。企業公式SNSアカウントの担当者が防寒グッズなど「冬」に関連する商品・サービスを紹介し合うイベントがこのほど、スポーツ用品大手ミズノの旗艦店「MIZUNO TOKYO」(東京都千代田区)で開かれた。食品メーカーや通信事業者など幅広い業種から計9社の担当者が参加し、自社の温活アイテムをアピールした。 この日の都内は、小雨の降る「温活日和」。各社による商品紹介に先立ち、日本薬科大の石川泰弘特任教授(スポーツ健康科学)が「温める」と題して講義した。入浴や運動、温かい飲み物を飲むなどして体温を上げることは血行促進や快眠などの効果を得られるとして「体を温めることは身体的にも精神的にもメリットは大きい」と説明した。 各社が紹介した商品・サービスは以下の通り。 ■ミズノ 参加企業の発表に先立ち、イベントを主催したミズノが独自の吸湿発熱素材「ブレスサーモ」を使ったインナーウエアを紹介した。体から発生する水蒸気を利用して発熱する仕組みで、ウインタースポーツなどで着用しても動きやすいという。また、自宅でのトレーニングを気軽に行うことで体温を上げようと、スクワット運動を補助するイスを実演付きで紹介した。 ■エレコム 浴室で使えるポータブル防水スピーカーを紹介。ブルートゥース(近距離無線通信)で、2台接続するといずれのスピーカーからも音が出る。 ■セメダイン ドアや窓のサッシなどの隙間をふさぐ「高断熱すきま用テープ」を紹介。室内に隙間風が入ってくるのを防ぎ、暖房効率を上げる。おすすめの使用場所は「廊下につながる引き戸」の隙間という。 ■タイガー魔法瓶 水筒(真空断熱ボトル)を使った「じかんさゆ(時間差+白湯)」を提案した。白湯は起き抜けの温活によく飲まれている一方、熱いお湯が適温になるまで待たなければならないことや、身支度をしている間に冷めすぎてしまうといったことから、「面倒くさい」とのイメージがつきまとう。就寝前、水筒に沸騰したお湯を入れておくと、翌朝(6~7時間後)には飲み頃になっており、起きてすぐに白湯を飲めるという。 ■オプテージ