10月11日(金)、歴史的な「SVリーグ」開幕戦、サントリーサンバーズ大阪と大阪ブルテオンが激突
10月11日(金)、バレーボールの新リーグ、「大同生命SV.LEAGUE(SVリーグ)」が、サントリーサンバーズ大阪と大阪ブルテオンの一戦で開幕する。両チームはともに日本代表を擁するリーグ屈指の強豪。昨シーズン、Vリーグ最後の試合となったファイナルと同じカードが、新生・SVリーグの開幕戦を飾る。
サントリーサンバーズ大阪は、SVリーグの前身となるVリーグ(2018~2024年)の6シーズンで3度の優勝を誇る。2022-23シーズンは惜しくも準優勝に終わったものの、2023-24シーズンでは再び王座に返り咲いた。
試合の鍵を握るのは、昨季の最高殊勲選手賞に輝いたセッターの大宅真樹。冷静なゲームメイクは、サンバーズの強さを支える要であり、今季もドミトリー ムセルスキーや小野寺太志、デ・アルマス アライン、さらに新たに加わった高橋藍(高ははしご高)、アレクサンデル シリフカといった強力なスパイカーを巧みに操る姿が期待される。
また、新加入の高橋藍は、イタリアのセリエAで経験を積んだ若きエース。2023-24シーズンにはモンツァをリーグ準優勝に導く活躍を見せている。高橋藍の加入により、サンバーズは攻撃力のみならず、卓越したレシーブ力で守備も強化された。今季のSVリーグで最注目の選手だ。
一方、大阪ブルテオンは、今季から新たにリブランディングを行い、「パナソニックパンサーズ」から名称を変更、チーム名は「Blue to Eon」(永遠なる青)から名付けられた。Vリーグの6シーズンで優勝1回、準優勝3回、3位が2回。昨季もサントリーを相手にファイナルで激闘を繰り広げたが、惜しくも準優勝に終わった。
注目は西田有志。パリオリンピックでの活躍を経て、今季もそのスピードとパワーを兼ね備えたプレースタイルでチームを引っ張る。彼の豪快なスパイクと巧みなフェイント、そしてサーブは相手ディフェンスの脅威となるだろう。
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