角田裕毅「貴重な走行時間を失った」FP1序盤スピンを悔恨、チーム幹部も「最大限の成果を得られなかった」…土日は雨の対応がカギ?|F1
「週末の2日間とも雨予報がある」パーメイン氏はウェットになる可能性も懸念
角田はFP1で十分な時間が取れなかった。一方で僚友のダニエル・リカルドは、マシンバランスに苦しんでいたとパーメイン氏は明かしている。 「ダニエルはリアの不安定さが大きな課題となっていた。ラップタイムを犠牲にしている低速パフォーマンスの原因を探るため、今夜は一晩中作業する必要がある」 「週末の2日間とも雨予報があるし、天候への留意も必要になる。セットアップの選択にはその影響も考慮するべきだろう。土曜日は予選Q3まで進めるようにしたい。そのためにも、両ドライバーのチャンスがちょっとでも大きくなるように、すべてを完璧に前進させる必要がある」 VCARB勢はカナダGPまで4強+アストンマーティンを追いかける6番手の位置で戦っていたが、スペインGPのアップデートが奏功せず苦戦している状況に。 この間ハース、アルピーヌなどがマシンのポテンシャルアップを果たしていることもあり、VCARBはベスト・オブ・ザ・レストの位置からも遠ざかりつつある。 イギリスGPではアップデート投入後3戦目となる。VCARBはマシンバランスを合わせこんで、しっかり予選、決勝と戦えるのだろうか。 現地シルバーストンは土曜日雨予報となっており、日曜日も決勝開始時刻は雨の確率が高い模様だ。天候の変化という不確定要素もあるが、土日の戦いぶりも要注目となる。
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