【TeamKAGAYAMA】ドゥカティ最高位の4位入賞! 2024 FIM世界耐久選手権 鈴鹿8時間耐久ロードレース第45回大会
加賀山就臣 監督 コメント
全日本仕様のパニガーレV4Rを耐久仕様にし、たくさんの耐久用パーツを組み込み、たくさんの時間をかけてピット作業をスムーズに行うパーツなどテストしてきましたが、レースウィークは少しづつ問題が起きてしまいました。そのリスク回避のためにピット作業に時間をかける方向となり、終わってみれば表彰台争いをしていたので、ライダーがせっかく稼いだアドバンテージを失うことになり、もっとチーム側で調整できていればと思うと凄く悔しい気持ちです。 だが、コース上でのタイム、ドゥカティのパフォーマンスはしっかりアピール出来たと思います。決勝ではライダー達は、水野も身体が動かなくなるまで頑張ってくれたし、最後ハフィスに1.5スティントをしてくれ、限界まで走り続けてくれてとても感謝しています。自分としては、去年までヨシムラの看板を背負って走っていた人間として、ヨシムラを相手に3位争いをしたラスト1時間はなにかの因果関係を感じました。 そして、4位になれたこと、走りきれたことには胸を張りたいし、来年に向けてイタリアから視察に来てくれたパオロ・チャバッティ、応援、協力してくれた多くの皆様に感謝をします。ありがとうございました。そして来年の鈴鹿8耐に向けて新たな気持ちでスタートします!引き続き、熱い応援よろしくお願いいたします。
水野涼選手 コメント
スタートでエンジンかからず追い上げでしたが、ペースには余裕があり、ある程度魅せるレースも必要だと思ったので出られるときに出ようと思っていました。2回目の走行で全身攣ってペースを落としてしまったのですがインターバルの3~40分で身体をリカバリーさせられなかったことが今回の唯一の反省点です。4位は全く納得してないし完走して良かったとか今は思えないですが、今チームでできる100%の結果です。 第1目標は完走だったので、それを達成出来たこと、バイクを壊さず、なにもトラブルがなく走りきれたこと、ドゥカティとしての8耐のデータを取れたことが今年の8耐の一番の収穫だと思います。 そして、この期間でこのバイクにしっかり乗り込んだことで全日本の後半戦に向けての発見が沢山ありました。まだ全日本のチャンピオンの可能性があるので、ドゥカティでの初優勝を目指します。