フジテレビ系月9ドラマ「嘘解きレトリック」に出演する味方良介（左）と片山友希（右）。

鈴鹿央士と松本穂香がダブル主演を務めるフジテレビ系月9ドラマ「嘘解きレトリック」に、「教場」「大奥」の味方良介、「フタリノセカイ」「SHUT UP」の片山友希が出演する。 【画像】貧乏探偵×奇妙な能力者、ダブル主演を務める鈴鹿央士と松本穂香 都戸利津のマンガをもとにした同作では、昭和初期の九十九夜町（つくもやちょう）を舞台に、鋭い観察眼を持つ借金まみれの貧乏探偵・祝左右馬（いわいそうま）と、嘘を聞き分ける奇妙な能力者・浦部鹿乃子（うらべかのこ）のコンビが難事件を解決する様子が描かれる。鈴鹿が左右馬、松本が鹿乃子に扮した。 味方は、九十九夜警察署の刑事・端崎馨（はなさきかおる）を演じる。左右馬とは学生時代からの親友で、頼みを断れず、振り回されながらも気付けばいつも協力をしている人物。探偵コンビにとっては最大の仲間と呼べる存在だ。味方は「左右馬のリズムをきちんと感じられる人間でいたいです」と心境を明かす。 そして片山は、推理小説が好きなお嬢様・藤島千代（ふじしまちよ）役に選ばれた。千代は明るく元気で天真爛漫な性格。あるきっかけで左右馬たちと出会い、彼の探偵としての姿に憧れの念を抱くようになる。片山は「ユーモアたっぷりにみなさんにお届けできたらいいなと、私自身も楽しみながら演じたいです」とつづった。プロデューサーの鈴木吉弘から届いたコメントは下記の通り。 「嘘解きレトリック」は、10月7日より毎週月曜21時からオンエア。演出を西谷弘、永山耕三、鈴木雅之が手がけ、脚本は武石栞、村田こけし、大口幸子が執筆する。 ■ 嘘解きレトリック フジテレビ系 2024年10月7日（月）スタート 毎週月曜 21:00～21:54 ※初回15分拡大 ■ 味方良介 コメント □ オファーを受けた時の感想 数多くいる役者の中でこの役に選んでいただけたことがうれしいです。この役は是非ともチャレンジしたいと願っていたのでお話をいただけたときは、喜びとともに責任も感じました。 □ 原作、台本を読んだ印象 読ませていただいて感じたのは単なるミステリーだけでなく、レトロでノスタルジックな世界観が印象的でした。その雰囲気がどことなく懐かしさを呼び起こし、物語に深い温かさを感じることができました。嘘と真実が絡み合う中で、どのようにして答えが明らかにされるのか、その絶妙なバランスが作品全体にどう影響を与えるのかがとても楽しみです。 □ 月9初レギュラー出演の意気込み 月9というワードは幼い頃から耳にして育ってきているので、レギュラー出演というのはやはり特別な感覚ではあります。この道を作り上げてきた方々に感謝し、今作で自分ができること以上のことを精一杯やる限りです。 □ 鈴鹿央士、松本穂香の印象 鈴鹿さんと松本さんの人間力が、作品に深みと個性を与えていると感じます。鈴鹿さんはリハーサルを通じて“祝左右馬”に憑依し、その人物像に奥行きを加えていく様子が印象的で、一方、松本さんは確固たる存在感で“浦部鹿乃子”の魅力を引き出し、説得力を与えています。お二人の演技が作品の個性をさらに際立たせ、視聴者に強い印象を残してくださるはずです。 □ 演じるうえで心がけようとしていること オーバーになりすぎず、左右馬との心の距離感、安心感、友情というものがリアルに届けられるように今絶賛模索しているところです。左右馬のリズムをきちんと感じられる人間でいたいです。 □ 視聴者へのメッセージ 撮影前のリハーサルを経て、監督との密なコミュニケーションを取ることができ、作品やキャラクターへの理解が深まりました。緊張感や好奇心、さまざまな要素が加わり進んでいく今作に携われてうれしいです。今後この作品がどのように形作られていくのか、皆さんも是非楽しみにしていてください。 ■ 片山友希 コメント □ オファーを受けた時の感想 母親が原作漫画のファンで、その原作のドラマに出演できるので、“母親が喜んでくれるかな？親孝行になればいいな”、という気持ちになりました。 □ 原作、台本を読んだ印象 髪型や衣装が原作漫画を忠実に再現していて、とてもわくわくしました。まだ撮影前ですがこの台本をより面白いものに出来たらいいなと思いました。 □ 月9初出演の意気込み 昔からフジテレビのドラマと言えば“月9”という印象があるので、その月9に出演できるのがとてもうれしいです。 □ 鈴鹿央士、松本穂香の印象 鈴鹿さんは共演経験がないので、どんな人なのかなと緊張しています。松本さんとは何度かご一緒したことがあり安心しています。お二人とどんなお芝居が一緒にできるのか今からとても楽しみです。 □ 演じるうえで心がけようとしていること リハーサルをした時に私が演じる千代のイメージについて監督と話したのですが、千代は私が想像していた何倍も可愛らしくて面白い人なんだなと感じました。ユーモアたっぷりにみなさんにお届けできたらいいなと、私自身も楽しみながら演じたいです。 □ 視聴者へのメッセージ これまで演じたことがないご令嬢という役柄で、演じるのが楽しみです。撮影前からとても面白い作品になるだろうな、とても面白い役にしたい、と思っています。みなさんにも楽しんで見て頂けたらうれしいです！ ■ 鈴木吉弘（プロデューサー）コメント 原作の魅力的なキャラクターをどの方に演じていただくかという選択は、大きなプレッシャーのかかるプロデューサーの重要な仕事ですが、今回は絶対の自信を持ってお２人をご紹介します。味方良介さんも片山友希さんも5年以上前に初めて知ってから、いつかご一緒したいとずっと思い続けてきた魅力あふれる俳優さんたちです。正直すぎてどこか笑えるほど一本気な警官を演じる味方さんは、舞台を中心にさまざまな役柄を演じてきた実力派。フジテレビの「教場」以降、テレビでも引く手あまたの活躍をされています。はち切れそうなパワー全開で突っ走る令嬢を演じる片山さんは、作品ごとに違った表情を見せてくれる多面体女優。先日からリハーサルが始まっていますが、今作でもこれまでに見たことのない一面を見せてくれます。鈴鹿央士さん、松本穂香さんとともに、次世代をけん引するフレッシュで力強い顔ぶれがそろいました。 (c)フジテレビ