【サンケイスポーツ杯坂本勉カップ争奪戦】和田圭が番手から抜け出しV
青森競輪の『日本名輪会坂本勉カップ争奪戦・サンケイスポーツ杯』（FⅠ・ナイター）は最終日の25日、12Rで決勝が行われ、和田圭（38）＝宮城・92期＝が先行した酒井雄多の番手から抜け出し、9月の前橋以来、今年5度目の優勝を飾った。3番手から強襲した地元の佐藤和也が2着に入り、酒井が3着に残って東北勢で上位を独占した。次回は11月5日開幕の弥彦（FⅠ）の予定。 ◇ レースは、酒井－和田－佐藤が前受け。月森－堤が中団を占め、松川－中村が後方で周回を重ねる。赤板で松川が酒井を抑える。3番手に下げた酒井が打鐘3角からカマして東北3車で出切ると、4番手は内・松川、外・月森で併走となり両者仕掛けられず。和田が番手有利に勝ち切る。 ◆和田圭「酒井君がいいタイミングで仕掛けてくれたおかげです。郡司君や古性君みたいなセッティングにしたら力が入り過ぎちゃう感じがしたけど、日に日に修正できました。勉さんの前で走ったことはあるけど、あんまりいいレースはできていなかったと思います。これからも一戦一戦、精いっぱい頑張ります」
