アメリカでも「おにぎり」ブームの予感?現地で人気の具材とは
【ワッキーウッキーのアメリカトレンドレポ】アメリカ在住歴24年のクックパッドアンバサダー・ワッキーウッキーさんがシカゴより最新トレンドをレポート!アメリカで流行っている食材や、日本でもお馴染みのアノ商品の意外な一面などを現地からお届けします。今回は、今世界各地で注目を集めている「おにぎり」についてご紹介します。 ◇ ◇ ◇
世界中でおにぎりブームの予感! シカゴでも「Onigiri」の認知度は右肩上がり
近年、フランスでは「おにぎり」がブームになっています。日本ではパリ風の具材でアレンジした「パリおにぎり」が逆輸入されトレンドになりそうだとか。でも、日本人のソウルフードともいえるおにぎりは、今やパリだけにとどまらず、世界各地で注目の日本食として人気や知名度が上昇中! それを証拠に私が住むアメリカはシカゴでも、最近は日系スーパーではもちろん、韓国系スーパーや、流行に敏感な地元の人たちが多く住むエリアでもおにぎりを見かけることが増えています。日本食レストランのメニューで見つける事が出来るのは当たり前ですが、ここ数年、日本人がオーナーではない日本食レストランや、アジアンフュージョンのおしゃれなお店や人気店でおにぎりを見る機会も増え、そのままのネーミングで「Onigiri」と呼ばれ定着しつつあるようです。
初めてのおにぎりに挑戦!シカゴで「おにぎりクラス」を開催
私が住む街、シカゴ郊外のarlington Heightsには日系スーパーのMitsuwa (旧ヤオハン)があります。店内には日本で有名なすた丼屋、山頭火などの飲食店や紀伊国屋書店などもあり、日本好きのローカルの人たちの聖地となっています。そんな街にある図書館はささまざまなアワードを受賞するほど施設が充実しており、多種多様なクラスやイベントが開催されていることでも有名です。その図書館で、日本が誇るおにぎりのクラスを開催することになりました。
参加者はアメリカ人はもちろん、ロシア、ポーランド、日本など国際色豊かな人たちが勢ぞろい!年齢も20代から60代と、老若男女問わず大集合。そんな皆さんに、おにぎりについていろいろ聞いてみました。 Q.おにぎりに対してどんなイメージを持っていますか?気になることはありますか? A.「ごはんの塊で丸い物ってイメージ!」「三角形の形がカワイイ!どうやって三角形に握るのか不思議すぎる」「黒い海苔を食べたことがないから、どんな味なのか気になる!」「おにぎりの中には何が入っているの?」「おにぎりの中に具材をどうやって入れるの?」など、おにぎりを当たり前のように作って食べている我々日本人には「そこが気になるんだ?」とびっくりするような質問も多かったです。 Q.おにぎりを食べたことがありますか? A.「アジアンフュージョンのレストランで一度食べたことがある!でもアメリカナイズされていたものかも」「日本食レストランで友達が食べてたよ!」「私は一度も食べたことがないの。おにぎりの存在も知らなかったな」など、食べたことがない人が多く、ましてや作ったことがあるという人はほとんどいませんでした。