四千頭身・都築拓紀のデニム語り「バイブルは映画 ギルバート・グレイプのジョニデです!」
都築拓紀さんといえば芸人はもちろん、お笑い界のファッションオタクとしても知られる。 ▶︎すべての写真を見る 古着からハイブランドまで、あらゆるジャンルの服を愛し、その広い知見や高い熱量はファッション業界からも一目置かれる存在だ。
そんな彼がデニムのバイブルとして挙げたのは映画『ギルバート・グレイプ』。劇中に登場するジョニー・デップの着こなしに感銘を受けたそう。
「舞台であるアメリカの田舎町で暮らす人がはく生活感を感じるデニム。それを見てたらすっごく渋いなって。野暮ったさやいなたさというのが、ファッションの一部でもあると気付かせてくれた名画です」。 当時の都築さんはデザイナーズによるエッジの利いた服を好んでいたそうで、デニムにおいてもファッションにおいても新しい価値を知ることができたという。
それからのデニムにはデザインはもとよりヘビロテできるタフネスさや育て甲斐も求める。着飾らないカッコ良さにデニムの本質が見えたそうだ。 黒澤卓也=文
OCEANS