ドコモのポイ活プラン「ahamo/eximo ポイ活」は誰向け? お得になる条件を検証した
携帯電話の料金プランにポイント還元の特典を付けた「ポイ活プラン」が人気だ。KDDIは「auマネ活プラン」、ソフトバンクは「ペイトク」プランを提供。ドコモは4月の「ahamo ポイ活」に続いて、8月から「eximo ポイ活」を提供している。 【画像】2つのポイ活プランの違い ドコモユーザーの中には、どちらのポイ活プランを利用すればいいのか、悩める人もいるのではないだろうか。そこで各プランの特徴や違いと共に、どんな人が得できるのかについても検証してみた。料金は全て税込み。
ahamo ポイ活は110GBが実質2750円
まずahamo ポイ活プランについておさらいしよう。月額7150円で、この中に「ahamo(30GB)」2970円+「大盛りオプション(80GB)」1980円+「ポイ活オプション」2200円が含まれる。なお、ahamoのデータ量は10月1日から料金はそのままで20GBから30GBに増量された。 ポイ活プランの特典として、「d払い」で支払ったときのポイント還元率が通常1%から3%にアップする。ahamoの利用料金を「dカードGOLD」で決済している場合は5%になる。しかも現在はキャンペーン期間中(終了時期未定)で、一律10%のポイントが得られる。 ポイ活プランでのポイント獲得上限は月4000ポイント。仮にd払いで1カ月に4万円の買い物をすると最大11%還元(通常1%+キャンペーン10%)となり、4400ポイントが獲得できる。dポイントを携帯料金の支払いに充当する場合、消費税算出前の金額に対してポイントが充当されるため、キャンペーン10%分のポイント還元で4400円を充当できる。そうなるとahamo ポイ活の月額料金が実質2750円(7150円-4400ポイント)になる。
eximo ポイ活はデータ無制限が実質2728円
一方、eximo ポイ活プランは月間に利用できるデータ量が無制限で月額1万615円。本来の「eximo」プランは1GBまで4565円、1GB~3GBが5665円、3GB~無制限が7315円の3段階制の料金プランで、ギガをあまり使わない人は安めに利用できる。だがeximo ポイ活ではデータ無制限のみの料金設定になる。 ただ、「みんなドコモ割(3回線以上で▲1100円)」や「ドコモ光セット割(▲1100円)」「dカードお支払割(▲187円)」などの割引は、通常のeximoプランと同様に適用される。 ポイ活プランの特典としては、通常1%のポイント還元率がdカードは3%、dカード GOLDの場合は5%にアップする。dカードに付随する「iD」や、支払い設定をdカードに設定したd払いも特典の対象。しかも現在はキャンペーン期間中(終了時期未定)で、一律10%のポイントが得られる。 ポイ活プランのポイント獲得上限は月5000ポイント。仮に1カ月5万円の買い物をすると最大11%還元(通常1%+キャンペーン10%)となり、5500ポイントが獲得できる。キャンペーン10%分のポイント充当に消費税を加算すると、月額料金が実質2728円(1万615円-割引2387円-5500ポイント)になり、ahamo ポイ活の実質料金よりも安く利用できることになる。 この他、eximo ポイ活にはマネックス証券のクレカ積立で、1%還元という特典も用意されている。こちらのポイント獲得上限は月1000ポイントになる。