ドコモのポイ活プラン「ahamo/eximo ポイ活」は誰向け? お得になる条件を検証した
ドコモのポイ活プランには「dカード GOLD」が必須
ahamo ポイ活とeximo ポイ活の両プランの内容をおさらいすると、そもそもデータ量が多い人向けのプランであることが分かる。そしてキャンペーン終了後はdカード GOLDを持っている人の方が、5%という高いポイント還元率を得ることができる。 ただ、dカードが年会費永年無料なのに対して、dカード GOLDはゴールドカード特典がいろいろと付いているものの、年会費1万1000円が必要になることは頭に入れておきたい。
得するためにはポイント獲得を意識した買い物が必要
次に、獲得できるポイントについて考えてみよう。当たり前のことだが、ポイ活プランで得するためには、買い物などをしてお金を使うことが必至だ。 ahamo ポイ活で月額2200円のポイ活オプションの元を取り、還元上限の4000ポイントを獲得するためには、キャンペーン中の10%還元なら毎月2万2000円~4万円分の買い物が必要。キャンペーン終了後になると、3%還元なら毎月7万3400円~13万3400円分、5%還元で毎月4万4000円~8万円分の買い物が必要になる。 一方、eximo ポイ活で従来プランとの差額3300円(1万615円-7315円)の元を取り、還元上限の5000ポイントを獲得するには、キャンペーン中の10%還元なら毎月3万3000円~5万円分の買い物が必要。キャンペーン終了後は3%還元で毎月11万円~16万6700円分、5%還元なら毎月6万6000円~10万円分の買い物が必要になる。
使い勝手がいいクレジットカードの方が有利
両プラン共、上限までポイントを獲得するためには、それなりの支払いをしなければいけない。支払いがしやすいという点では、eximo ポイ活のdカードやdカード GOLDの方が有利になるだろう。最近では家賃をクレカで支払えるところも増えてきた。家賃や水道光熱費、通信料、保険料など、毎月必ず支払う固定費をdカードやdカード GOLDでの決済に切り替えることで、毎月、コンスタントにポイントが得られるようになる。 とはいえ、スマホ料金が随分安くなった今、1万円を超えるプラン料金には正直、ためらってしてしまう。しかもポイントをより多く獲得して元を取るためには、支払いを多くしなければいけないところにも本末転倒さを感じてしまう。 それにポイント獲得上限まで支払いをしたら、それ以上の支払いは通常のポイント還元率になるので、別の支払い方法の方がお得になるかもしれないなど、日々のポイント管理が必須になってくる。そういったことを面倒に感じない人でないと続かない。また、キャンペーンが終了したときに、プラン変更などを検討することも求められる。 ということでまとめると、ドコモのポイ活プランがおすすめの人は次のような人だ。