今すぐやめるべき「子どもを虫歯にする」4つの“悪習慣”
子どもはまだ自分でお口の管理をすることができません。そのためお母さんの管理がとても重要となります。 【ポカン口が心配】子どもの開いてるお口が気になる!弊害や対処法って? 虫歯は甘い物を食べることだけが原因でできるものではないということを知っていましたか? 虫歯には様々なリスクがあり、そのリスクが重なった結果、生じてしまいます。 また、乳歯の虫歯は次に生えてくる永久歯に影響を及ぼすかもしれません。永久歯が虫歯になってしまったら、治療した歯で一生を過ごさなければなりません。 子ども達が大きくなり、自分でお口の管理を始めるようになった時に、どんなお口の状態からスタートできるのかがその先未来のお口の健康に大きく影響してきます。 そこで今回は、家族のためにお母さんに知ってもらいたい虫歯のリスクについてまとめました。
1.ダラダラ食べとジュースの頻回摂取に注意
予防歯科の最先端の国スウェーデンでも歯に休息は必要だと言われています。お昼ご飯を食べて、少し時間をあけておやつを食べ、お夕ご飯を食べるというように、ダラダラと休むことなく食べることは虫歯リスクとなります。 これは虫歯菌が食べ物や飲み物に含まれる“糖”を栄養として働くためです。ずっとお口の中に糖が補給される状態が続くと、虫歯菌もずっと休むことなく虫歯をつくろうと働きます。 また、ジュースには糖が含まれるため、普段の飲み物をジュースやスポーツ飲料にすることはダラダラ食べを行っているのと同じこととなります。 おやつの時間はしっかりと決めて食べる、普段の飲み物はお茶かお水にすることで虫歯リスクを下げることができます。
2.悪い歯並びは早めに相談を
歯並びの悪さは、成長過程の骨格や噛み合わせに悪影響を与えるのはもちろん、虫歯のリスクにもなります。歯並びが悪い部分には、上手に歯ブラシが届かないことがあり、しっかりと汚れを落とすことができないためです。これは虫歯だけではなく、歯肉炎のリスクも高めてしまいます。 また、乳歯が重度の虫歯にかかり、生え変わりの時期ではないのに早期に歯を抜かなければならず、永久歯の歯並びに異常が生じることがあります。さらに、虫歯による痛みから柔らかい物を食べるなど偏食をして、アゴの発達に異常を起こすなど、虫歯が悪い歯並びのリスクとなることもあります。