「15勝して30本打ったらMVPクラスですよ」大谷翔平がエンゼルス時代に語っていたMVPのイメージ「不可能なことに挑戦している気持ちはないですね」
15勝して30本打ったらMVPクラス
ーー高校時代から『先入観は可能を不可能にする』という言葉を大事にしてきた大谷さんですが、今も二刀流に対する先入観と戦っている感覚はあるんでしょうか。 「どうでしょう......ナメてんな、というシチュエーションは最初の頃よりは少なくなっているかな(笑)。過去の(二刀流の)データがないので難しいところはありますが、だからやりがいがあるということでもありますし、今は不可能なことに挑戦しているという気持ちはあんまりないですね」 ーー二刀流としては、現実にどんな数字をイメージしていますか。 「数字を残すためにもちろん技術は必要ですけど、それ以上に絶対量が必要じゃないですか。 試合数を増やせれば、数字的な伸びも高くなると思っています。バッターとしては相手が左ピ ッチャーでも出られれば30本のホームランはいけると思いますし、ピッチャーとして25試合に先発できれば15勝もいけるんじゃないかなと思います。15勝して30本打ったら、ほとんどMVPクラスの数字ですけどね(笑)」 <続く>
(「メジャーリーグPRESS」石田雄太 = 文)
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