パナHD、新卒1500人採用 25年度、対話型AIも活用
パナソニックホールディングス（HD）は11日、2025年度入社の新卒採用人数を約1500人にすると発表した。過去10年では最高水準で、大学卒・大学院修了者は24年度と同規模の千人、高校・高専卒は100人増の500人程度とする。学生が自分に合った職種を探すことを助ける対話型生成人工知能（AI）も試験的に活用する。 中途採用の目標も初めて公表し、24年度は2千人とした。23年度も同程度を採用しており、増加傾向となっている。 対話型AIは学生が自身の経歴や希望を入力すると、専攻や志向、行動特性に適した仕事内容を提案する。パナソニックグループは事業領域が多岐にわたるため、情報収集を支援したい考え。
